弁護士さんからは、相手の収入がわかるもの、通帳や株券の有無、貯金額や生命保険、クレジットカードの利用明細などを今のうちに調べてコピーを取っておくようにと言われました。家を出てしまうと調べようがないからです。
通帳の内容は弁護士権限で銀行に問い合わせる事ができるので、どこの銀行や郵貯に口座があるのかを調べなさいとのことでした。
定期的に送られてくる郵便物とDMをチェックし、コピーを取りました。
義母の手紙やメモも有力な証拠になるからと、こちらもコピーをして、これらの証拠は念の為、手元に置かず職場のロッカーに入れておきました。
次に住んでいるマンションの査定を不動産会社にお願いしました。
私は三井、三菱、野村の大手3社に依頼をしました。離婚のために必要なので査定をお願いしますと云うだけで通じます。早くて当日、遅くても2,3日で届きます。郵送の場合は名義人の名前で届くので、私は私のメルアドに結果を送ってもらうように依頼をしました。
その平均値がマンションの価値となり、それを財産分与の対象として1/2にするわけです。
週末は長男と物件探しをしながら、色々な準備を始めていきました。
15年勤めた前職は不動産会社だったので、コネもツテもあり、比較的早く物件を見つけることができました。長男が学生ではなく社会人だという事もタイミングが良かったです。長男が契約者となり会社からの家賃補助も受けられることになりました。
元夫が帰ってきて4ヶ月後の7月の始めに家を出ていくことにしました。
引越日より少し前に入居できるように契約をして、仕事が休みの時に少しずつ荷物を運んだり、新居に必要な家具や家電を購入して着々と準備を整えていきました。
引越日は元夫が出張で5日間帰ってこない中日にし、前半の2日で荷造りをし、3日目が引越日、4,5日は予備日としました。