義母との同居を始めて8ヶ月後に、ようやくマンションを購入しました。そこそこ築年数は経っていますが、私の自室も確保できました。
しかし、義母の為だけに朝早く起きて、朝と昼の食事を用意し、バタバタしながら仕事に行くということが体力的にキツくなりました。睡眠導入剤を飲んでいましたが、うつらうつらしたと思えばもう朝です。熟睡した感じはありません。
二人の息子も大学生になり、食事時間もバラバラで、バイト先で食べてくることも多くなりました。
15年働いた職場を辞め、生活環境を変えるために、午後13時から19時までの仕事に就きました。旅行会社の遅番のシフトなので、午前中はかなりゆっくりできるようになりました。義母の夕飯は高齢者向けのお弁当を頼むようにしました。
そんな生活が3年ほど続き、息子達が大学を卒業する3月に単身赴任だった元夫が東京に戻ってくることになりました。
次男は勤務地が遠いので、家から出ていくことになり、まさに元夫と入れ替わりです。
もう最初の離婚調停で決めた調書の内容は一個も守られていません。
私はこうやって誰かの世話をしながら、一生を終えていくのかもしれないなあと半ば諦めていました。
そして、ついに夫と義母と長男と私の生活が始まりましたが、ここで義母がいい仕事をしてくれました。
その結果、わずか4ヶ月後には私と長男は家を出ることになります。