別居生活(単身赴任)は20年におよびましたが、その間も頻繁に帰ってきては深酒をし、暴れることを繰り返していました。その為、元夫が帰ってくる時は2,3日分の荷物をまとめて隠しておき、暴れ出したら息子達と弟の家に逃げ込んで難を逃れていました。
息子達が大きくなってからは、私ひとりで家の近くのホテルに逃げ込んで、そこから仕事に出かけていき、元夫が赴任先に帰った事を確認して家に戻っていました。
当時、息子達は私立の中高一貫校に通っていて学費もかかります。
私がどんなに働こうが元夫を超えることはできません。特に次男は別居時は3歳だったので、父親との思い出も少なく、延長保育や学童保育に預けられ、一般的な家庭というものを知らずに育ちました。
中学受験をし、希望の学校に通っている息子達の生活は何が何でも守り抜く、彼らの生活環境は絶対に変えないという心情は、元夫の大人げない態度を跳ねつけられる力になりました。
離婚は今じゃない、まだまだ耐えられる、
でも、そのうち元夫はとんでもなく後悔する、
因果応報と言う事を教えてあげるわ、
と数年後を見据えて日々を過ごしていました。