どうやら今までのワンナイトとは違い、関係が続いているようなので、私もこれからの事を考え始めました。こんな詰めの甘さでバレていないと思っているのか、私から離婚を切り出すのを待っているのか、相手の考えていることが全く読めません。
平日は仕事で不在で帰りも遅いし、週末は不倫相手の家に泊まりこんでいるので、元夫が機嫌よく居てくれてさえいれば正直どうでも良かったのです。
それよりも突然キレ始め、何時間も嫌味とつまらない説教が終わらない時間が何よりも苦痛でした。
酒乱に正論を吐いたところで、翌日には覚えていないふりをするのだから、まともに相手をするだけ疲れます。ただ、自分の人生本当にこれでいいんだろうかという事は常に考えていましたが、答えはなかなか見つかりませんでした。
離婚関連の予備知識をようやく携帯(ガラケーですが)やPCで検索できる時代になり、少しずつ証拠集めなど当時できることを進めていきました。
見覚えのないクレカの請求書やレシート、それに日記は欠かさず書いていました。良いことも悪いことも全て書き記しておきました。
たまに家族で遊びに出かけた時に撮った写真(デジカメです)はプリントする時に必ず日付入りにしていました。
これは財産分与の金額を争った時に、確固たる証拠になり、こちらの言い分の満額を勝ち取ることができました。
写真の日付と日記は、裁判においてかなり重要視されるようです。
そして、不倫相手の事も放置しておくことができない出来事が起こりました。