子育てのゴールはなんですか?
突然ですが、みなさんの子育ての最終目標は何ですか?
私はわが子たちを「自立した幸せな大人になる」ように育てることを
最終ゴールにしています
自分を認め、自分の未来に希望を抱きながら
毎日イキイキと自立して生きてくれたら
ママ冥利に尽きると思っています
それを叶える方法は
ずばり!
「子どもを肯定して=認めて育てること」だと思っています
今回は、プレ思春期にとくに効く「肯定ワード」をご紹介します
子育て迷走中の時期
わが家の長男は小学校3年生になったころ
友達との関わりや参観日などで見る授業中の態度に
積極性がないことが多くなり気になりました
家でも活気がなくやるべきことをやらずにゴロゴロしている時間が増えました
様子がおかしいと思っていましたが
やるべきことが終わらない長男に毎日ガミガミ言って、イライラしていました
そんな長男が
テキパキ朝の支度や帰宅後の宿題をサクサク終えて
習い事の前に自分で準備をして時間に出発する見違える姿を見て
こんな短時間で人は変わるものかと信じられない気持ちでいっぱいでした
この時期に起こりがちなこと
プレ思春期といわれる9歳から10歳頃には自分のことを
客観的に評価する力=メタ認知能力が高まります
発達凸凹っ子はネガティブな記憶が残りやすく
うまく対応しないと二次障害の発症率が高くなると言われています
なので、早めの対応が必要です
特性は目立たなくなることはあっても
完全になくなることはありません
学習障害や知的障害がない場合は、学習にもなんとかついていけるので
学校でも見過ごされる場合があります
そのような場合は、生きづらさを抱えたまま大人になり
社会に出てから不適応になってしまうことがあります
子どものうちに、しっかり対応しておくことが大切です
実際にどうやるのか?
本人ができていない、できないことは一切触れずに
肯定の声かけをたくさん伝え認めることです
できてないのにどこを肯定するのかな?と思う
ママさんがいらっしゃるでしょう
私もそうでした
肯定=褒めの言葉はできたことに伝えるのではなく
やっていることをそのまま伝えるのです
肯定的な声掛けは、発達凸凹っ子の
そもそも苦手な聴くこと=聴覚認知を伸ばし
聞き流すのではなく意識して聞く力を伸ばします
聴く力がついてくると言語やものごとを理解できる脳が発達してくるので
結果的に記憶力がよくなり学習面にもよい影響があります
プレ思春期に効く褒めのキーワードはずばり「感謝を伝える言葉」です
・荷物もってくれて、助かったわ
・カーテン閉めてくれたんだね。ありがとう
・○○のおかげで、ママゆっくりできたよ
やっていることをそのまま、感謝の気持ちと一緒に伝えるだけです
プレ思春期のこの時期は褒めの言葉が
「親>子」ではなく「親=子」で肯定できるように
意識するのがポイントです
わが子をどんどん伸ばしたいママは、ぜひ試してみてください!