「内発的動機づけ」をご存知ですか?
「内発的動機づけ」という言葉、聞いたことがありますか?
これは自分の内面から湧き上がる興味や関心
好奇心などの欲求によって動機づけられることです
つまり、誰かから言われるのではなく
子ども自身の考え・想いによって
自らの意志で何か行動を起こすことです
この内発的動機づけが高まる時には
以下の3つの欲求が感じられるときと言われています。
「自律性」自分で選択し、自分の意志で実行できる力
「有能感」課題を目の前にした時に「これを自分の力でやってみたい」と
感じる気持ち(自信)
「関係性」の他人や集団との関係を築きたいという気持ち
動機づけのきっかけ
わが家では子どもたちが小さな頃から極力、清涼飲料水(ジュース)
とくに炭酸飲料を制限してきました
絶対に飲ませないというわけではなく
お友達が一緒だったり
外食の際はしっかりごはんを食べてからという約束にしていました
最近、サッカーにのめりごみ気味の長男が
ジュースはもとよりスナック菓子にも自分から手をつけなくなりました
学校から帰ってきて夕飯までの間
小腹が空いたら自分で簡単な食事の準備をして1人で済ませています
そうする理由を聞いて長男の成長を感じました
動機づけの理由
①お菓子じゃ空腹が満たされないということ
確かに、手っ取り早く食べられるものではありますが
カロリーばかりが高くて栄養素は全くないですね
食事の代わりにはなりません
②太るから
「太る=早く走れなくなる」と考えているようです
大好きなサッカーが上手になりたい!勝ちたい!という
純粋でまっ直ぐな向上心が育っていました
もともとADHDグレー傾向で育ちに不安があった長男は
苦手なことも多く
「どうせできない」
「ムリ」
「めんどくさい」という
ネガティブ思考で消極的な子でした
そんな長男に対し
発達科学コミュニケーション(発コミュ)で子育てを学び
私の対応を変えると長男はみるみる変化していきました
何をしたのかというと
行動させて脳を使う環境を作り
戦略的に自信をつけた!のです
家庭での日常生活行動の自立から自分はできる!と自信をつけ
「サッカーがうまくなりたい」「試合で勝ちたい」という
サッカーやチームメイトの中の関係性から内発的動機づけが誘発され
お菓子を食べずに
自分で食べる物をコントロールしようと考え
行動にうつせるまでに成長しました
一気に全てを変化させることはできませんが
毎日少しずつコツコツ「発コミュ」を続けてきたことが
こんなにも子どもを大きく成長させることに感動しています
行動させて脳を使う家庭での環境の作り方は
また改めてお伝えしますね!