寒いのに半袖・半ズボン
朝の生活ルーティンで避けては通れない着替え
その日着る洋服を
お子さんは自分で選んでいますか
お恥ずかしながら
わが家の発達凸凹小学生男子は3年生になってから
季節や気温に合わせた洋服選びができるようになりました
それまでは選ぶ洋服がいつも一緒
夏が過ぎ気温が下がって寒くなっても
Tシャツ・半ズボンで登校していました
登校風景で目にする
「寒いのに超薄着の季節感ない子」
わりとあるあるな風景かもしれません
(長男はまさにそれ)
それとは真逆に暑いのに長袖や上着を着こんでいたりとか
(残念ながらこれもわが家の長女)
なぜいつも同じ服ばかり
よほどお気に入りなのかな
寒くないのかな
暑くないのかな
成長したら季節にあった
洋服選びが自分でできるようになるのかな
と考えながら
「そんな服装で風邪ひくよ!こっちをきていきなさい」
なんて朝からプチバトルです
発達凸凹小学生には2つの理由
理由①:動きやすい一択!
発達障害:注意欠陥多動症(ADHD)傾向の長男は
とくかく活発で動き回ることが大好きです
昼休みや中休みは
外で鬼ごっこや追いかけっこをして過ごす毎日です
半ズボンを選ぶ一番の理由は
「動きやすいから」という単純な理由です
発達障害に限らず、小学生男子あるあるかもしれませんね
この理由をわかって動きやすいインナーなどで
対応できれば問題ありませんね
理由②:感覚鈍麻で気温を感じにくい
もう一つの理由は
臭覚はわんちゃん並みにするどいのに
皮膚感覚が鈍い感覚異常が理由だと考えます
そのため、その服装が寒いのか、暑いのかを
体験や経験として身につけることができません
そのことに気づいた時ににわが家でやってみたのは
朝のテレビの天気予報をみて気温を確認する
実際に窓から手を出して外気の温度を確かめるということです
そして、帰宅後にその服装が快適だったのか
さりげなく聞いてみるようにしました
毎日続けることで自分で気温を確認するようになり
気温の数字と感覚がリンクして
季節や気温に適した対応ができるようになっていきました
積み重ねて体験学習
大人になればなにげない当たり前の行動1つ1つも
子どもや発達凸凹のある子どもにとって
「できるようになる」ということが
簡単ではないことも多いです
1つ1つできるようになること
自立への階段を一歩ずつ上っていくこと
その登った階段を自分で認識できること
というのは
たとえ小さなことでも
その子にとっての体験からの学習につながっていきます
そして
「小さなできた」を成功体験として積んでいければ
子どもの意欲も向上していきます
親や大人があれこれ言わなくても
自分で考え
自分をコントロールし
自分で行動していけるようになる
と感じました
わが子の「小さなできた!」から
子育てする楽しさを見つけられるようになって
子どもがワクワクしながら発達する
体験学習を
どんどんさせてあげたいと
思っています
最後までお読みいただき
ありがとうございます