こんにちは。
ichiminast(いちみなえすてぃー)です。
今日は、あっちこっちでよく聞く「考える力が大事だ」っていう話について
書きます。
仕事柄、教育熱心なお母さんやお父さんから、「(この子に)考えさせる力を
つけさせたい」という相談をよく受けます。将来の進学・進路に備えて、最近テストとか
就職でよく言われる「考える力が大事」っていうのに影響されてこのような相談を
されるのではないかと思います。
「考える力」は大事です、たぶん。
でも同時に、子どもたちは放っておいてもよく考えているんじゃないかとも
思います。子どもたちなりに、どうやったら楽しいかとか、どうすればお父さんお母さんが
喜ぶかとか…
むしろ周りの大人たちが、「考える力」を失わせているように見受けられます。
つまり、大人に「考えさせる力」が無い、ということです。
子どもからすれば、家でも学校でも習い事でも「ああしなさい」「こうしなさい」「これはダメ」「あれもダメ」で、
従わなければ即座に怒られるというような状況では、考えることなんかやめて大人の言うことを聞かざるをえないですよね。
例えば、少しでも「何で勉強しなくちゃいけないの?」なんて聞こうものなら
「いいから勉強しなさい!」って怒られます。理不尽です。
「あなたはお兄ちゃん/お姉ちゃんでしょ!」っていう一言で、兄弟ゲンカで自分だけ
怒られるのも理不尽です。何でお兄ちゃん/お姉ちゃんであるというだけで片っ端から
ガマンしないといけないんでしょう?
考えてしまったら負けですね。
なのに、テストとか就職になってから急に「考える力が大事だ!」っていわれるのは
もっと理不尽です。
もし、子どもに「考える力」をつけさせたい(もともと持っているんだけど)のであれば
周りの大人が子どもと適度に距離を取るのが良いと思います。
観察していると、親が適度に子どもの好きなようにやらせていると、子どもは
楽しそうにしているし失敗しても「えへっ」とか言いながらまた挑戦します。
逆に、子どもが何か間違えた途端に「違うでしょ!」と言ってしまうと
子どもは親の顔を見ながら、びくびくしながら物事に取り組むようになります。
私個人が直接体験した範囲から出した結論ではありますが、「考える力が無い」と
子どものせいにする前に、大人自身に「考えさせる力が足りない」と自分を
振り返ることも大切ではないでしょうか。
ふと思いついたのでブログに残しておきます。