先月、とても素敵な草木染めが我が家にやってきました。
ライオンあくびインストラクターの奈美さんが縁を取り持ってくださいました。
奈美さんは碑文谷で定期的にマルシェを開かれていて、八ヶ岳の作家さんたちの作品を紹介されています。
たまたま草木染めをZOOMで見せていただき、ぜひ手に入れたいと相談したら、あれよあれよとリアル奈美さんと渋谷でお会いすることになりました。
この草木染めは、八ヶ岳で、野外で鏡なしで髪を切られる美容師のゆうこさんが、趣味で始められたものです。
オーストラリアで学ばれたそうですが、すべて自然素材を使い、何度も何度も染めるのでとても手間がかかるそうです。
ゆうこさんは、
「染め物になってくれる子はいるかなあ。あなたはどんな色に染まるのかな」
と声をかけながらつくられているそうです。
大きなものから小さなものまで、たくさん見せていただきました。
どれもこれも植物たちのパワーがほとばしっている。
初めて手にさせてもらったとき、奈美さんが写真を撮ってくださいました。
あとで写真を見ると、なんと、私はこんな表情をしているのか。
まるで子どものようだ。

このときの感覚は、どこかで味わったような。
そうだ、トレッキングをして山の頂上に近づいたときにブナの木たちに出会ったときに近い。
わ~、きゃ~、かわいい。
思わず手を振ってしまう。
自分で言うのもなんだが、私はクールに見られることが多いと思う。
10代までは、いつも実際の歳より上に見られてきた。
でも、どうも心の奥に、この「子どものような自分」がいるらしい。
仕事中心の生活では、あんまり出てくることはなかった。
どういうときに、この「子どものような自分」は出てくるんだろう。
素敵な木や植物に出会ったとき。
夕日に染まるピンクや紫の雲を見たとき。
スカーンとした青空と山の峰々を見たとき。
自然との邂逅。
心が震える。
レイチェル・カーソンは、
美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見はる感性を、
「センス・オブ・ワンダー」と言った。
まさに私の中の「センス・オブ・ワンダー」が動いたとき、
私の「子どものような自分」が顔をのぞかせる。
そうそう、きらめ樹間伐をしているときの大人たちも、
まるで子どものようにはしゃいでいる。
植林された杉や桧たちの中で、そんな大人たちの姿を見るのも大好きだ。
人は、誰でも「子どものような自分」をもっていて、そこが輝くと
人生は予想外のことが起きるかもしれない。
そんな予感を胸に、もっとこの美しい地球を楽しんでいこう、と思いました。