6月18日(日)、前日の映画『杜人』の上映後、我が家で大地の再生講座@雲南が開かれました。
3月は見立て編で、今回は、実技編の始まりです。


畑付きのおうちを購入し、引っ越しをしてちょうど三か月。
実は引っ越しの翌日、ケアセンターに入院していた母が脳梗塞となり、医師からも意識が戻る可能性は低いと言われながら、なんとか意識を取り戻し、今はリハビリ病棟に入院しています。
その間も、IAM(体を緩め、間脳を活性化させることで、心と体を整えていく療法)の学びで月2回神戸に通いながら、自然農や田んぼの手伝いも始めました。

いやあ、目まぐるしかった。

そして、大地の再生講座では、新しいおうちの初めてのお客様として講師の方2名に二連泊していただきました。
場が与えられることで、自分という存在を振り返ることができました。
そのときに気づいたことは、また折をみて。


話を大地の再生講座に戻すと、3月の見立て編の際、驚いたのは、

・我が家は、小さな山を背に、左右を谷に囲まれた地形で、ここでの暮らし方が下の平地に影響を与える。
・もともと森だったところを宅地用に切り開いているので、もっと木を大きく育て、水の循環を促す必要がある。

身が引き締まるとともに、タラヨウ、コブシ、タイサンボク、マツなどの大きな木があり、手に負えないなあと思っていたので、さらに大きくするのかとびっくりしました。


昨日の実技編は、講師の方2名、主催者の神庭さん、私含め11名の方に参加していただきました。

冒頭、講師の方が言われました。
「大地の再生は、造園でいうところの維持・管理ではなく、育成・管理です。
 3年かけて、下(地際)から中ほど、そして上部を順番に施業していきます。」

「草を敵としない。
 草がないと、地面は固く締まっていく。根をしっかり張らせて、団粒構造を作っていきます。」

最初に取り組んだのは、山から家、そして崖下の道へとつなぐ”脈”をつくること。
風の草刈りの知識はあったものの、風を感じるのが難しいなあと思っていたのですが、教えられたようによくよく見てみると、同じ雑草でも、少し低くなっているところがあります。
そこが風の通り道。
自分が風になったつもりで草刈り鎌でやさしく刈っていくと、仲間が刈ってきた他の道と合流したり、崖の上の明るいところへ出たり。
わずか15分、20分の下草刈りで、空間が変わっていきました。




午後は、引き続き脈づくりと剪定。
剪定は、つい新芽の出てきたところが気になり、そこを切りたくなりますが、まずは足元の風通しをよくします。
珍しい山野草もあるので、ちょっと依怙贔屓して残す。
そして、木の内側から梳いていきます。
庭は、これがあのこんもりしていた庭だったのか、と目を疑うほど立体感、遠近感が出てきました。
光も入り、枝や葉が風によそぎ、気持ちよさそうです。

きらめ樹(人工林の皮むき間伐)と一緒だなあと思いました。
草木が大地が呼吸をし始めます。



私は、何度も大地の再生講座に参加しながら、いざ、自分のおうちができると、「草刈りをしなきゃ!」プレッシャーにさいなまれ、面でとらえて、草刈りをしていました。
うっそうとしていると、力任せに草刈り鎌や刈払い機(初購入!)を振り回したり、こんなに要らないと根っこをどばっと引き抜いたりのエゴ丸出し。
講師の方が、「根本からえいやっと力づくで刈ると、その草が危険だ、身構えろ、という指令を周りの草に伝える」とおっしゃいました。
風の草刈りは、とてもやさしい刈り方です。
草にかわいそうなことをしていました。


自然農でも、草には草の、虫には虫の役割がある、と学びます。
天敵という存在はいるものの、地球上に生きとし生けるもの、お役目があり、循環している。

では、人間のお役目は何か。

以前読んだ、『ゴッドファーザー』という本に、人間が手入れをした森と手入れをしなかった森を見せる場面が出てきます。
実は、人間が手入れをしたほうが健康な気持ちのよい森でした。
それは、若い使い勝手のよい木を伐るのではなく、老いた木、傷ついた木から使っていくという、命を生かす手入れの方法でした。

しかし、かつてのネイティブアメリカンのようには暮らせない。
今の時代、どこで折り合いをつけていくか。
それが問われているのだなあと思います。

大地の再生講座の最後の感想を話し合う場で、みなさん清々しいお顔をなさっていました。
心の中にも、風が通ったんだな、と思いました。
そして、私の心にも。

次回の雲南での大地の再生講座は9月下旬か10月。
よかったらお近くのみなさん、ぜひ、おいでくださいウインク

 

🌿自然療法シェルハ🌿
隠れ家サロンで、IAM(間脳エネルギー活性法)、ライオンあくびクラスを開催しています✨
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