今年の夏は、忙しい。



今週の月曜日、初盆の準備もあり、一人で暮らす父のゴミ出しも兼ねて
朝早めに実家に来てみると、鍵がかかっている。

まだ寝ているのかなと思って、ゴミ出しのあとに寝室に行ってみると、
父はベッドから落ちた状態で唸っている。
まわりには、、

異様な光景を前に、思わず、片付けを始めてしまう私。
何をしているんだろう、早く父を起こさないと。
ああ、動転しているんだな。

やおら父を抱え、力づくでベッドに持ち上げる。

が、慣れていないのでもうギブアップ。
ちょうど介護の仕事をしている兄がやってきたので交代してもらった。


父はゴールデンウィークから、脚の皮膚の状態が悪くなった。
紆余曲折を経て、このところ少し良くなったと思ったら、
また足首が腫れだして、二日で右脚全体に広がった。

私が先月バリ島に行っている間、脚が腫れ上がって
また抗生物質の治療を受け始めた父。
その抗生物質が再び効かなくなってしまった。

母の初盆を前に、また入院の事態は避けたい。
(父は大腿骨頸部骨折で入院し、母の最期の看取りも葬儀も出席できなかった)

父にもう一度自然療法の先生のところに行くか聞いてみたところ、
父も同じことを懸念したらしく、翌日、お伺いすることになった。




前回、自然療法の先生からは、父の肝臓、腎臓が弱っていて、
長年の蓄積の薬害が出てきているというお話を聞いた。
今回もいろいろ学んだ。

〇教えてもらったこと〇
・腫れた足の甲とその端では、炎症を起こしている細菌やウイルスが異なっている。

・一度治ってまた悪くなるのは、治っていないからではない。
地層上になった次の細菌やウイルスが出てきている。
だから、前回効いた軟膏が効かなくなっている。

・浸出液が出るのはよいこと。
出そうとしているから。これが出なかったらえらいこと!


いやあ、父の身体の中には、どんだけ細菌やウイルスがいるんだ。

気になってネットで調べてみると、
健康な人でも、細菌や約600種、その細菌に感染するウイルスもいて、
分類可能なもので約450種もいるらしい。

つまり、それらの細菌やウイルスと不調和な状態にあるのが父なのだ。

とりあえず、その日は「楽になった~」と喜ぶ父と帰路についた。




ホっとはしたものの、その日以降も初盆準備の買い物に出たり、
お客さま対応をしたり、父の皮膚のケアをしたり、
昼間は一日実家にいるので、昼食、夕食の準備をしたりと目まぐるしい。

覚悟はしていたものの、自分の時間が取れない。

墓掃除や実家の畑の草取りはしたが、自分の家の草刈りもできず、
田んぼなんてムリムリ。

昨夜は早く自分の家に帰って休みたいのに、
22時で締まる薬局に滑り込みで買い物へ行くことに。


あ~こんだけやっているのに、
もう私の時間を奪わないで‼

えらく反応している自分がいた。
被害者のポジションにいたがる自分がいた。

ふと、車を運転しながら、待てよ、なんでそう思うのかなと思った。

過去の自分の追体験?クセ?


でもさ、私は本当に時間を奪われているのだろうか。
今日だって、時間を見つけて、絶対行きたい!と思った海に行ってきたよな。

よく考えてみると、
私に与えられている時間は1mmも奪われていない!

私の時間が奪われて、寿命が縮んだとでも言うのか?
いや、そんなことはない。
私は自分の時間を使っている。

愕然とした。
父のために夜、買い物に行くのも、私がしたいからしていること。
父が今夜困らないように。あとで後悔しないように。

自分がしたいことをしていて、奪わないで!!というのはヘンな話だ。

私はへんな感情をくっつけている。


そして、今日、お客さまがいらっしゃっていないので、

このブログを書いている。
どうしても書き残しておきたかった。

感情とは摩訶不思議なものだ。
向き合ってみると、違った景色が見えてくる。

おもしろいなあ✨😊