2年前から映画好きに再び灯がともって映画館通いが復活したけど、思えば若い頃からミニシアター系が好きで、よく観に行ってたんだよな。


そもそも、何で映画が好きなんだろう。

子供の頃、家族で映画館に行った思い出はないけど、テレビで洋画を観ていた記憶なら結構あって、家族でやんや言いながら、巨大な蟻が出てくる映画とか、エイリアンとか、13日の金曜日とかを観ていたのを思い出した。当時、テレビで洋画を結構放送していたのかな?

だとしたら、

淀川長治さんと水野晴郎さんのおかげだ!


ともかく、去年も映画はいろいろ観たのだけど、マイベスト邦画、発表しちゃいます!!


1.雑魚どもよ、大志を抱け

年明けてから配信で観て、一気にマイベストに躍り出た映画。

監督、原作は、朝ドラ『ブギウギ』の足立紳。ジョブナイルものであり、いろんな親子関係が出てくる中、いわゆる普通の家庭の男の子が主人公。とにかく冒頭の男の子達のいたずら、冒険。カメラワークが酔いそうなほどの臨場感。家庭環境って小さい頃の世界では、それがすべてだし、逃げ出せないし、学校の中でもヒエラルキーがあるし。その中で一生懸命に生きている子供たちの姿に感動した。

映画作りをするところも、映画好きにはイチオシポイント。


2.ほかげ

俳優陣の眼差しが良い。焼け野原をあらわした美術が良い。前半の屋内だけのシーンから、中盤の屋外のシーンの対比が良い。闇市の、未来を感じさせるシーンが良い。塚本晋也監督作品。



3.658km、陽子の旅

陽子は自分と年齢も近い女性で、共感できるところがある。それ危なくない?大丈夫ってことにまんまと引っ掛かるし、でもいろんな出会いがあって。ロードムービーは結構好き。『十五才 学校Ⅳ』とか。


4.PERFECT DAYS

東京の描き方。古き良き東京と今の東京。朝、空を見上げて、木漏れ日を見上げて、さざ波が立っても規則正しい生活をする。理想像かもしれないが、平山に会いたい。




今年もいろんな映画に刺激をもらいたいな。