京都の稲荷神社といえば、伏見稲荷大社。
いつでも外国の観光客が参拝しており、境内は人、人、人。
京都に引っ越した頃は何度か参拝しましたが、私は、今ではほとんど参拝していません。
というのも、人が多い神社はどこであっても「穢れ」に触れることが増えますし、神様もお狐様も忙しすぎてゆっくりお相手していただくのは難しいためです。
境内ではお狐様がびゅんびゅん飛び回っており、「こんなにたくさんの人がいたら、大変だな……」としみじみ感じます。
デパートのコスメをご覧になったことはあるでしょうか。平日のお昼は人気が少ないので、美容部員さまはとても丁寧に接客なさいます。たくさんのコスメを試させてくださいますし、細やかなアドバイスまであります。
一方同じブランドであっても、休日のお昼はとても人が多いので、声をかけてくださることもなく、コスメも試せず、お会計をかなり待つことさえあります。
これを、稲荷神社に当てはめてみてください。伏見稲荷大社は総本山、いわばハイブランドの神社。だからこそ人が集まりますが、人が多いとかならずサポートの質は落ちます。
それなら私は、総本山でなくてもいいので、清潔で気持ちのよい稲荷神社を探し当てて、そちらに足繁く通った方が何倍もご利益があると思いますし、実際そうであることは確認しています。
「総本山ならご利益があるはず!ここじゃないとダメ」ではなく、
「丁寧に関わってくださる神社とご縁を結ぼう」とじっくりご自身で探すことがとても大切なのです。
伏見稲荷大社はよくないというわけではなく、もし神様が大勢の中からあなたに目をかけてくだされば、ご利益はあります。
それでも、「あなたの稲荷神社」を探し当てた方が、この先の人生に大いにプラスになるでしょう。