今日は2月26日。
226事件の日。
朝起きて、ふと先代円楽さんのCDに録音されている「目黒のさんま」のマクラを思い出した。
昭和11年2月26日この日は生憎の雪でした。時の大蔵大臣、高橋是清。
短期ではあるが、総理大臣も務めた人でした。
この人があえて、80過ぎの老骨に鞭をうって大蔵大臣に就任した。
当時は軍部拡張をしてる時代、軍隊は予算が欲しい。出せ!
しかし、高橋是清は冗談じゃない。
日本中が貧乏しているのに、そんな予算はない。
と、ピシッと断った。
こうなると、軍隊からみると敵ですから、高橋是清をやれという事になって、ダダダっと数人の青年将校が
「高橋是清さん起きなさい」
頬っぺたにサーベルがあたった。
高橋是清が顔をあげると、数人の青年将校がまわりを囲んでる。
さぁもう助からない、俎上の鯉。
あの時代の人は土性骨が据わってますね。
布団の上に胡座をかくと
「さぁ、やれ!」
しかし青年将校がふと見ると、
高橋是清はふんどし姿。
いくらなんでも高橋是清くらいの人物をふんどし姿で殺すのは武士道に反する。
青年将校が箪笥を開けて、手頃な着物を取り出すと、
「高橋、これ着よ!」
落語って、色々勉強になります。
他に
目黒のさんまは
三代目三遊亭金馬さんがおすすめ!
電車で聴いてはいけません!
変な目で見られますよ。
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