
今月は浅草ロック座2月公演【Dolls】を見に行きました。
大トリは4年ぶり3度目のご出演&ラストとなる上原亜衣さんが務めます。
まさか再び亜衣さんに会える日が来るなんて、
夢にも思わなかったので嬉しいです。
亜衣さんは私の青春。
いや、
すべての青年たちにとって青春。
(出演作品の『上原亜衣×100人』はAV史に残る名作だと思う。)
亜衣さんが初めてロック座にご出演されたのは2016年だったので、今年はちょうど10周年の節目です。
10周年おめでとうございます。
本公演のタイトルは【Dolls】です。
なんてメルヘンチックでミステリアスなタイトルでしょう。
私の趣味にもピッタリのタイトルです。
なにせ、
ガンプラもドールみたいな物ですので。
本公演は2月1日から2月28日までのロング公演です。
特別な1か月間になること間違い無し!!
というわけで、この日も午前中に到着。




到着してまず驚いたことは、業界関係者から贈られた大量の花々です。
階段の上までびっしりでした。

まるでバージンロードのよう。
大スターのご出演ということで、開場前から大行列ができていました。
海外からも(主に中国から)たくさんのファンが駆けつけているようです。
前回(2022年)は特別料金で一般9000円でしたが、今回は一般10,000円です。
私は浅草客10年目ですが、ここ10年では最高額です。
上原亜衣さんに加えて、大トリ経験者1人に中トリ経験者3人という、出演者の豪華さを考えると納得の価格設定です。
1時より少し前に入場開始。
ロビーにあるモニターには、普段は南まゆさんに似たCGキャラクターが公演をナビゲートしていますが、
本公演では亜衣さんに似たキャラクターに変わっていました。
本公演はタイトルが【Dolls】だけに、ロビーには上原亜衣さんプロデュースの等身大フィギュアが立っていました。
フライヤーに写っているドールと同じタイプだと思われます。
初回から立ち見ギッシリの満員の中、2時になるとUKロックが流れ、上原亜衣さんのアナウンスと共に開演しました。
本公演の香盤。
1景 原美織 さん
2景 小宮山せりな さん
3景 樋口みつは さん
4景 橋下まこ さん
5景 水戸かな さん
6景 永澤ゆきの さん
7景 上原亜衣 さん
本公演は、中日を過ぎたころから、公式様がツイッターで景解説をされています。
粋な計らいに感謝。
1景 原美織 さん【人形浄瑠璃】
みおりんを見るのは40回目で、11月の横浜ロック座以来、3か月ぶりです。
1景は2024年の新春公演【浪】4景の再演でした。
本公演はタイトルが【Dolls】なので、この再演はあるかも!
と前々から予想していました。
再演ですが、衣装や振り付けが当時と異なるリニューアルバージョンです。
開幕すると、みおりん、まこさん、4人のダンサーズが登場。
みおりんはきらびやかな赤い振り袖衣装で傀儡(かいらい)に扮し、うなだれています。
※傀儡…あやつり人形
その後ろには、まこさんが黒い和服で男装しており、人形遣いに扮しています。
本舞台の後方には和太鼓が7台設置されており、白い和服にタスキ衣装のダンサーズ4名が奏者として登場しました。
ドコドコと鳴る和太鼓のビートと、和楽器テクノに乗せ、アクティブな群舞が始まりました。
人形浄瑠璃と和太鼓の演舞とのコラボレーションは圧巻です。
私の胸も高鳴りました。
和太鼓の景は大好きです。
私もドラマーなので。
※元軽音楽部
下手側からキャスター付きの和太鼓がスライドして登場すると、みおりんがバチを持ってドンドンと叩きました。
群舞の途中、みおりんからまこさんが離れ、ダンサーズに交代すると、拒絶反応を見せました。
まこさんが戻ると、操作に反してみおりんが動き出し、自我が芽生え、まこさんに抱きつきました。
驚き、うろたえるまこさん。
この景は人形浄瑠璃版の「ロミオとジュリエット」だそうです。
つまり禁断の恋。
最初は拒絶しつつも、次第に想いを受け入れるまこさん。
銀幕が閉まり、ダンサーズのアシストにより衣装を脱ぎました。
ピンク色のフリルが付いた、キラキラとした襦袢に着替えました。
まこさんと赤い帯の端と端を持って、名残惜しそうにを帯を引き、まこさんは下手側に退場。
みおりんは歩いて盆へと進み、襦袢を脱いで旋回。
祈りのポーズを切りました。
本舞台が開幕すると、金色の照明に包まれました。
ソウルフルな歌声のシンフォニーミュージックに乗せてポーズを切りました。

冒頭は可愛らしい人形だったのに、脱ぐと引き締まったウエスト!!
肉体美!!
ちっかかりネックレスがちっかかってる!!
ポーズを切りながら、一筋の涙が流れました。
ベッドショーの後は旋回して一礼。
襦袢を広げ移動盆で後退しました。
本舞台に着くと、歩いて花道の中腹へ進みました。
再び本舞台に戻ると、襦袢を下ろし、右手を前へ差し出し閉幕。
かつての中トリ景を冒頭から見られるなんて!!
いきなり豪華すぎるステージです。
みおりんは過去3年連続で新春公演に出演しており、今年は新春公演に出演しないことを少し寂しく思っていましたが、「ほぼ新春公演」なステージが見られて嬉しかったです。
新春公演で見たときは、新成人のような艶やかさがありましたが、2月公演で見ると雛人形のような愛らしさが加わっていました。
2景 小宮山せりな さん【人形の家】
せりなさんを見るのは33回目で、9月の浅草ロック座以来、5か月ぶりです。
オペラ幕が閉じた状態から始まり、その後ろではイスや人形を運ぶせりなさんのシルエットが映りました。
開幕すると、せりなさんが登場。
衣装は2本の三つ編みヘアにピンクのカチューシャ、チェック柄のワンピにピンク色でドット柄のエプロンです。
本舞台のセンターには少女とイヌのマスコットが置かれていました。
下手側にはイスが設置されていました。
下手側から水戸さんが登場。ハンチング帽に黒髪ショート、黒縁メガネ、ジャケット、ベスト、ネクタイの男装です。
ギフトボックスから真珠のネックレスを取り出し、せりなさんに着けました。
スムージーを歌った軽快なジャスに乗せ、ネクタイやマスコットを使ったペアダンスが披露されました。
続いて、せりなさんはボウルと泡だて器を持ち、水戸さんはモップとバケツを持って踊りました。
仲睦まじい夫婦に見えます。
2人が抱擁し、ベアダンスが終わりました。
ペアダンスの後、せりなさんが上手側に退場。
水戸さんはせりなさんの脱いだエプロンを着て一人で踊りました。
せりなさんはトレンチコートに白いロングブーツに変わり再登場。
ウキウキで踊る水戸さんに対し、せりなさんは少し呆れたご様子。
ちなみに、この時に流れている洋楽ポップの歌詞を和訳すると「私はあなたの人形じゃない」です。
とても温度差を感じる夫婦です。
水戸さんがハグを求めましたが、せりなさんはスルーして花道を歩きました。
本舞台の幕が閉まり水戸さんが退場。
原作における
「ノラは今までにヘルメルから愛情を受けてい ると思っていたが、実は自分を人形のように可愛がっていただけであり、
一人の人間として対等に見られていないことに気づき、ヘルメルの制止を振り切って家を出る。」
という場面を表していると思います。
盆に着くと笑顔で踊りました。
天井から黒いポールが下降し、エアリアルポールのパフォーマンスへ。
コートの前を開くと、カップレスブラが露わになりました。
洋楽ポップに乗せ、片手でポールに掴まり、空中歩行を見せました。
ポールを登り、洋楽ポップの応援ソングに乗せ、様々な空中ポーズを披露しました。
地上へ降りるとコートを脱ぎ、花道へと投げ、アクティブに踊りました。
研ぎ澄まされた美しい筋肉に感激。
少女のように愛らしい笑顔とマッスルボディのギャップに萌えます。
本舞台が開幕すると、大量のスモークに包まれました。
再び助走をつけてポールに登ると、明るい笑顔で次々とアクロバティックなポーズを繰り出しました。
ラストは地上に降り、花道の中腹で立ちポーズを決め暗転。
3景 樋口みつは さん【ゆきめるドール】
みつはさんを見るのは31回目で、12月の川崎ロック座以来、2か月ぶりです。
3景は2025年の新春公演【輪】3景と同じアイドルグループによる新作でした。
雑踏の音と、うっすらと流れるダンスポップとともに開幕。
本舞台にはフィギュアのパッケージのような箱が3台、設置されており、その中にみつはさん、みおりん、ゆきのんが静止したポーズで登場。
箱には「雪のめるてぃしーくれっと」と書かれていました。
きっとここは閉店後のフィギュアショップです。
3人ともアイドルの装いで、みつはさんがイエロー、みおりんがピンク、ゆきのさんがブルーのトレードカラーです。
3人とも背中にゼンマイを付けていました。
ちなみに冒頭でうっすらと流れるダンスポップ曲は、去年のデビューステージで使用されていた曲です。
3人がひとりずつ目覚め、テクノポップに乗せたアイドルのライブが始まりました。
観客たちも白いペンライトを振りながら盛り上がっていました。
そういえば去年、人気3人組テクノポップアイドルが活動休止しました。
私は少しロスを感じていましたが、そのグループの曲が使われていて嬉しかったです。
いま流行りのアイドル「AiScReam」の雰囲気もあります。
どちらにもメンバーに「ルビーちゃん」いますし。
3人が盆へと進むと、天井からサークル状のレーザーライトが照射されました。
「アイドルステージ」「テクノポップ」「レーザーライト」の相乗効果は最強です。
盆でひとりずつソロダンスを披露した後、本舞台のセンターに集合し、チームダンスが終わりました。
みおりんとゆきのんが箱の中にある黄色いワンピドレスをみつはさんに渡し、みつはさんは箱の後ろで着替えました。
2人に背中のゼンマイを回された後、本舞台の幕が閉まり2人が退場。
ブルーの照明に照らされ、まぶしそうな様子で花道を進みました。
盆に着くとドレスの前を開きました。
スレンダーなカラダが綺麗。
観客たちに目配せやウインクをしました。
テクノ曲に乗せ開幕すると、本舞台には黄色いパッケージがひとつだけ設置されていました。
カラフルな照明に包まれ、次々とポーズを繰り出しました。

脚が長くて綺麗。
この時の照明も、グループのカラーであるイエロー、ピンク、ブルーの3色でした。
ベッドショーの後はシークレットのポーズを決め、花道を駆け抜けました。
箱に入ると再びドールに戻り暗転。
再び雑踏の音が鳴りました。
4景 橋下まこ さん【式神】
まこさんを見るのは65回目で、1月の川崎ロック座以来、1か月ぶりです。
開幕すると、スモークが充満したステージに、呪文のような漢字が投影されていました。
スモークの中から亜衣さんが登場。
衣装はグリーンのヘアに、白と緑の和テイストなドレスです。
さらに、嵐のように強風が吹き荒れ、まこさんと4人のダンサーズが登場。
まこさんは和テイストな黒と紺色のロングドレスで、陰陽師の装いです。
4人のダンサーズは直衣のような和服に、鷹、豹、狐、竜など、獣の面を着けています。
守護獣のようにも見えます。
神秘的なシンフォニー&コーラス曲に乗せ、アクティブな群舞が披露されました。
V字のフォーメーションで踊った後、全員が花道に進み踊りました。
圧巻の群舞です。
まこさんは指で宙に五芒星を描きました。
その後に照射されたレーザー照明が、まるで呪術のように見えました。
全員が花道に集合し、まこさんは指で6と9のような形を示し、群舞が終わりました。
亜衣さんが下手側に退場し、4人のダンサーズが踊る後ろで、まこさんが着替えました。
紫色に縁取られた白いキラキラとした中国風のロングドレスに変わりました。
紺色のメッシュヘアに、白い羽の髪飾りを着けています。
ネックレスとイヤリングも五芒星の形状でした。
本舞台が閉幕し、まこさんは移動盆で花道へと進みました。
盆に着くと、歩いた軌跡で五芒星を描きました。
和楽器のバラード曲に乗せて衣装を脱ぎ、盆であぐらをかきました。
床に指で五芒星を描き、指でキスを飛ばすような仕草を見せました。
祈りのポーズを切り、本舞台が開幕すると、ミラーボールが銀色に神々しく輝いていました。
光の粒を浴びながらポーズを切りました。

脚が長くて綺麗。
拝みたくなるカラダ。
ベッドショーの後は両手を広げながら移動盆で花道を後退。
強い風を受けながら立ちポーズを切りました。
歌詞のラスト「風も止む」と同時に強風が止みました。
衣装を下ろし、本舞台に着くと、再びキスを飛ばすような仕草を見せ、宙を見上げ閉幕。
大トリ景でも成立するくらいの盛大な演出と圧巻の群舞に感激しました。
余談ですが、まこさんが大トリに昇格してから2年5か月が経ち、本公演は昇格後に初めて大トリ以外を務めています。
本公演では、まこさんと亜衣さんの共演シーンが多くてとても嬉しいです。
お二人は2022年にも共演していることもあり、亜衣さんにとって、とても頼もしい存在になっていると思います。
・中休憩
亜衣さん「ここで10分間の休憩を頂きます」
・Halftime show
さっき「10分間の休憩」とアナウンスされたばかりなのに、急にショーが始まったので驚きました。
幕が開くと、黒い燕尾ジャケットにベストのまこさん、黒いドレスの亜衣さん、シルクハットにベネチアンマスクを着けた男性の3名が登場。
前回(2022年)と同様に、ロック座は亜衣さんが出演するとイリュージョンをさせたいのですね(笑)
エレクトリックなジャズに乗せ、大きな箱型のセットを使った人体消失イリュージョンが披露されました。
「ティサビアリンクボックス」という王道イリュージョンです。
かなり高度なイリュージョンが披露されたので驚きました。
何度見てもトリックがわかりません。
これも陰陽師の呪術ですか!?(違う)
ところで、まこさんと亜衣さんは、4景→ハーフタイムショー→5景と、全く休憩ないけど大丈夫かな??
5景 水戸かな さん【くるみ割り人形】
水戸さんを見るのは8回目で、9月の浅草ロック座以来、5か月ぶりです。
ミステリアスな曲に乗せ開幕すると、センターには水戸さんが登場。
赤いシルクハット、燕尾ジャケット、蝶ネクタイ、ウエストの太いズボンという、ピエロのような装いです。
その周りには、せりなさん、みおりん、みつはさん、ゆきのんが寝そべっています。
4人は、くるみ割り人形のような兵隊の装いです。

※イメージ
こちらの衣装は、2022年の年末公演【夢音 DREAM ON】5景で見た覚えがあります。
水戸さんが兵隊をマリオネットのように操り、4人が起き上がりました。
スウィングジャズが流れると、水戸さんが兵隊に脱がされました。
とても寒そうな様子です。
ハイレグのバニースーツ衣装に変わると、白い大きな羽飾りを背負いました。
下手側から同じ衣装のまこさん、亜衣さんが登場。
さらに、4人の兵隊さんも同じ衣装になりました。
踊り子全員による、華やかなラインダンスが披露されました。
こちらの衣装は2023年の年末公演【with】 フィナーレ衣装と同じだと思います。
全員が背負っている羽根は、ダンス衣装業界では「ナイアガラ」と呼ばれているそう。
本当に滝のように見えます。
全員が盆に集合し、笑顔を振りまきました。
亜衣さんと目が合いました。ドキドキ。
全員が同じ衣装で登場し、花道や盆で踊るという、まるでフィナーレのような華やかさを感じました。(まだ中盤です)
余談ですが、亜衣さんの5景衣装のアクキー&アクスタはロビーで販売中です。
本舞台に集合し群舞が終わりました。
6人の羽根に囲まれ、その後ろで水戸さんか着替えると、白いビキニブラとスカートの衣装に変わりました。
ポニーテールにはピンク色のエクステを着けています。
銀幕が閉まり6人が退場。エレクトリックな歌声のワルツに乗せ、バレエのステップで上手側から下手へと移動しました。
ビキニブラのカップを投げ捨て、バストとヒップと顔を順番に隠しながら、小刻みなステップで花道を進みました。
かなりシュールな光景。
アコーディオンの旋律に乗せ、盆に着くと開幕。
カラフルな照明に包まれ立ちポーズを切りました。

エレクトロスウィングに乗せて激しい腰使いを見せたり、靴のフワフワに頬ずりしたりしていました。
すごいシュールな光景。
ベッドショーの後はハイテンポなオーケストラの曲が流れ、一礼しました。
ちなみに、なぜかこの曲だけ香盤表に載っていません。
継いだ靴を手に持ち、踵を打ち鳴らしながら花道を後退。
本舞台に着くと、フェッテを披露しました。
素晴らしい身体能力。
ラストは立ちポーズを決め暗転。
水戸さんは前々からトリッキーなベッドショーを披露する印象でしたが、今回は終始トリッキーです。
ロック界のトリックスター。
Dollsだけに、くるみ割り人形がモチーフの6景です。
プレイリストにチャイコフスキーへのリスペクトも感じられました。
冒頭とラストの曲は、映画【ホーム・アローン】でも使われていたので、ホームアローンのようなユーモアとドタバタ感を感じました。
6景 永澤ゆきの さん【Become Human 2】
ゆきのんを見るのは29回目で、1月の川崎ロック座以来、1か月ぶりです。
3景は2025年の新春公演【輪】6景の再演でした。
いや再演じゃないかも!
1年前とは衣装と曲の一部が同じですが、ストーリーが大きく異なっていたので、再演というより続編という印象です。
戦場のような激しい銃撃音と爆発音と共に開演。
上手側には倒れた電柱やコンクリートの瓦礫が置かれていました。
カーキ色のアーミージャケット衣装で男装したせりなさんが登場。
失意の中、拳銃で自ら命を絶とうとしましたが、ゆきのんが制止しました。
ゆきのんはネイビーのショートヘアに、白いプロテクターを付けたようなアンドロイドの装いで、ピンク色のナース服を着ています。
左胸が青く光っていました。
うなだれるせりなさんの脈を測ったり、胸に手を当てたりしました。
バイタルチェックです。
どうやらメディカルロボットのよう。
まるでベイマックス。
去年は男性がアンドロイドを助けるシーンから始まりましたが、今回は逆の立場なのですね。
薄暗い照明の下、幽玄なストリングスの音色に乗せ、シンメトリーなペアダンスを踊りました。
2人で盆へと進み、手を取り合って踊りました。
盆に背中合わせに座りました。
手をつなぎ本舞台へと戻る最中、急に銃声が鳴り、せりなさんが倒れました。
衝撃の展開。
ステージが真っ赤な照明に染まりました。
暗転し、せりなさんは退場。
ゆきのんはエレクトリックなロックに乗せ、赤い照明に包まれ移動盆で花道を進みました。
進みながら衣装をパージしていきました。
※ロボットなのでパージ(切り離し)という表現をしました。
アーマーのような衣装を引き剥がすと、とても艷やかな肌があらわになりました。
この衣装の構造は見事です。
盆に着くと、ブルーの照明に包まれ、右手を天に差し伸べたあと、涙をぬぐう仕草を見せました。
絶望、怒り、喪失感など、様々な感情が感じられます。
ベッド曲は初演と同じ曲でした。
機械的なメロディで、有名なSFアニメの曲です。
歌詞の和訳では、
「たとえこの世界が偽りになり
すべてが一瞬で消えたとしても
私は目を閉じよう。
あなたの声がどこまでも一緒」
と言っています。
仰向けに寝そべり、胸を抱きしめる仕草を見せました。

今回はポーズを切らないベッドショーです。
ベッドショーの後はペアでワルツを踊るように花道を下がりました。
花道の途中で手をつなぐ仕草を見せて振り向き、少しだけ笑顔を見せました。
そのままゆっくりと暗転。
7景 上原亜衣 さん
亜衣さんを見るのは2回目で、2022年5月の浅草ロック座以来、45か月ぶりです。
浪曲のような唄が流れたあと明転。
緑色の和服姿の水戸さん、みつはさん、オレンジ色の和服姿の4人のダンサーズが登場。
本舞台には赤い柵が2枚と、花札のような柄の襖が2枚、設置されていました。
吉原遊郭をイメージしたセットです。
襖が開くと、亜衣さんが登場。
きらびやかな花魁の装いです。
アップテンポな和楽器ロックに乗せ、色とりどりの照明の下、アクティブな日舞の群舞が披露されました。
亜衣さんが一旦、襖の裏に隠れ、再び登場すると「愛玩人形」と書かれた和傘を持っていました。
愛玩人形とは、愛される人形全般を指す言葉です。
全員で花道を進みました。
まるで花魁道中。
なんと麗しいお姿でしょう。
まさに、上原太夫。
※太夫(たゆう)…江戸時代の遊郭において、最高位に格付けされた高級遊女の称号。
全員が本舞台に1列に並び、群舞が終わりました。
水戸さんを除く全員が退場。
水戸さんは小さな5枚の紙を重ね、それを広げると、大きな1枚の紙に変わるイリュージョンを披露しました。
拍手喝采に包まれました。
その紙には亜衣さんのフォトモザイクが描かれていました。
さらに、その紙の後ろにいたはずの水戸さんが、亜衣さんに入れ替わっていました。
衣装は白い花がらの和服です。
花道がレーザーライトで彩られました。
ハープの音色と透明感のある歌声に乗せ、移動盆で進みました。
後ろ姿で帯を解いていき、艷やかな肌があらわになりました。
盆に着くと暗くなり、フォークギターのバラード曲に乗せて寝そべりました。
本舞台が開幕すると、ミラーボールが盛大に輝いていました。
ダンスポップ曲に乗せ、次々とポーズを繰り出しました。

4年間のブランクを全く感じさせない美しさです。
ベッドショーの後は一礼し衣装を広げ移動盆で後退。
本舞台に着くと立ちポーズを決め閉幕。
フィナーレ
有名な映画音楽が流れ、下手側からインカムを付けたまこさんが登場。
開幕すると、星空のような照明の中、5人の踊り子たちが人形のように制止した姿勢で登場。
衣装はそれぞれのメイン景の衣装です。
みおりん、せりなさん、みつはさんの3人は、
フィナーレから次の公演まで着替えないで出られますね(笑)
まこさんが魔法をかけると、人形たちが1人ずつ目覚めていきました。
これも陰陽師の呪術ですか!?(違う)
この場面はきっと、映画ピノキオで、女神がピノキオに命を吹き込むシーンのオマージュです。
つまり、
まこさんは女神。
4人のダンサーズが合流すると、アップテンポなロックに乗せ、アクティブな群舞が披露されました。
4人のダンサーズは4景の装いです。
7景衣装の亜衣さんが合流し、カラフルな照明と盛大に輝くミラーボールの光りに包まれながら踊りました。
業界の最高到達点にいる亜衣さんにピッタリのフィナーレです。
MCは、まこさんです。
この日のダンサーズは、いくみさん、みほさん、ちえさん、るりさんでした。
通常は、MC→ダンサーズ→香盤順の順番にメンバー紹介されますが、本公演ではダンサーズ→香盤順のメンバー紹介でした。
さらに、メンバー紹介の際はサブの踊り子がアテンドするという演出がありました。
これはとても嬉しい演出です。
6景のおふたりがフィナーレでは笑顔で再会できて良かった。
亜衣さんを囲むフォーメーションで踊ったあと、亜衣さんはメンバーの腕で作られたトンネルをくぐり、観客へ手を振りながらアンコールウォークしました。
本舞台に横一列に並んだ後、センターに集合し閉幕。
3公演目の後に退席。
「上原亜衣さん出演!!」を大々的にPRしている本公演ですが、周りを固める踊り子たちも豪華で、演出も華やかで、大満足な公演でした。
1景は2年ぶりのリバイバル
3景は1年ぶりの復活
5景は懐かしの衣装
6景は1年前の続編
など、常連客にも嬉しい演出が盛り沢山でした。
特別料金の価格設定も全く高いと思いません。
現に、連日大盛況なので、大正解な価格設定です。
亜衣さんは2016年の初出演時がラストのご出演という触れ込みで、
2022年のご出演時は「電撃復帰」という扱いでした。
今年のご出演でラストになると宣言されていますが、ぜひまた、数年後に電撃復帰していただけたら嬉しいです。
個人的な願望ですが、その時はまた武藤さんが一緒だったら嬉しいです。
おわり。