見慣れてる広い背中
少し後を歩く
さりげなくかばう手のひら
笑ってる横顔

明日になれば
忘れてしまうから
少しだけ少しだけ今だけ

言わないつもりの言葉を
いつまで覚えてるの
あなたの望んだ夢の
隣にあの娘がいた

一度きりのふざけてたキス
もう忘れてるでしょう
新しい恋見つけても
気づくと会いたくて

誰かに話せばきっと
笑うけど大切な
大切な恋なの

遠くに港が見えてる
約束もないままに
高速おりればすぐそこ
おやすみのドアの前

言わないないつもりの言葉を
いつまで覚えてるの
会うたび切ない想いが
何度もたずねる

届きもしない恋を
どこまで追いけるの
音楽聴いてるふりして
かくした涙の跡