「iPS細胞」という言葉はどなたも一度は聞かれたことがあるのではないでしょうか。
2012年にノーベル医学・生理学賞を日本人研究者が受賞された「あの」iPS細胞です。
再生医療への新しい道を切り開いたiPS細胞。
iPS細胞を使うことによって実現する新しい治療の選択肢は、こちらの記事に分かりやすくまとめております。
さて、当社ICELLEAP(アイセルリープ)では、iPS細胞から作られた化粧品原料(iPS細胞培養上清液)をコスメ化しています。2021年3月に、この原料を初めて使用した化粧品ブランドICHIKA®(イチカ)のiPS-SNA®(アイピーエスエスエヌエー)シリーズを発表いたしました。
本日はこの化粧品原料の元となる、iPS細胞についてのお話です。
まず、化粧品にはiPS細胞そのものは入っておりません。iPS細胞そのものを塗ることで美容効果が得られるのではなく、iPS細胞が作り出した機能性成分に美肌効果が期待できます。この機能性成分を濃く含む原料がiPS細胞培養上清液です。
さて、iPS細胞は様々な機能性成分を作り出すのですが、これは「正しいiPS細胞」のみが生み出すことが出来る成分です。正しいiPS細胞というのはすなわち、医療用のiPS細胞という意味です。
あまり、「化粧品の原料の原料の元」・・まで思いを巡らせる機会がないかもしれませんが、ぜひ一度これを機に考えてみてください。化粧品原料の元となるiPS細胞が弱っていたり、死んでいた場合、その細胞が高機能の成分を生み出すことができるでしょうか?おそらく難しいですよね。その場合、ほとんど、iPS細胞由来の機能には期待できないと言えるでしょう。
また、iPS細胞を作ること自体、大変技術が要ります。血液細胞などの体から採った細胞に「遺伝子を導入」してiPS細胞は作りますが、この過程で「iPSに近い細胞」「iPS細胞のような全く違う細胞」が作り出されることがあります。このような不完全なiPS細胞から化粧品が作られていたとしたら、機能性は十分に(あるいは全く)期待できません。
当社ICELLEAPは、アイロムグループの先端医療事業を推進する会
機能性、安全性共に、本物をお届けしたい。
化粧品製造のプロフェッショナルである当社、
医療のプロフェッショナルである当グループが、
絶対的に譲れない品質に対するこだわりです。
細胞由来の化粧品原料には様々なものがあります。特に、化粧品を販売される企業様は、商品開発の際に原料の元となる細胞の品質・クオリティにも着目なさってください。
◆iPS細胞・OEMのお問い合わせ先(メール):
icelleap-info★iromgroup.co.jp (★を@マークに置き換えてください)
◆お問い合わせ先(メールフォーム):
◆ICELLEAPではiPS細胞由来の原料を使用した化粧品開発を行っています。
◆アイロムグループでは先端医療事業に取り組んでいます。