今日のガイアの夜明けは、過酷な看護士と保育士の現場。

国が良かれと思って変えた制度を逆手に取って、儲かるビジネスとして保育園を運営する株式会社。

医療費削減のために入院日数の短縮。

良かれと思って、その時は制度を緩和。
そんな事の繰り返しで、この国は少しずつ少しずつ、傾いてるんじゃないのか。

どうして共働き世帯が増えたのか。
どうして共働きじゃないと生活出来ないのか。
どうして昔のように年齢が上がれば給料も上がる世の中じゃないのか。
どうして社会は働く女性をフォローすると唄って、保育環境は劣悪なのか。

安心出来ない世の中。
働いても働いても、余裕の出来ない世の中。

『みかづき』を読んでも思った。
教育ですら平等じゃない。

いじめを苦に自殺してしまった女の子の父親は、テレビの中で叫んでた。
「こんな世の中にした奴は誰だ!」

涙が出た。

本当にそうだ。
昔と子供は何にも変わってないの?
何かが環境のせいで変わってしまったの?

考えても分からない。
止められない世界の変化の中に生きている限り、しょうがないの?