こんにちは


前にQ様に言われて初めて見た

電車男🚃


ミウは電車🚃や乗り物大好きだから

電車オタクの話かと思ってた


実はオタクはオタクだけど


電車の車内で

女性を救った男


の話なんだね


そのお礼として、救われた女性が

エルメスのカップを送る


それから

エルメスさんと呼ばれるように


なり


2人のデートは

エルメスさんが喜ぶような

場所を選定するために

2ちゃんねるの仲間に

助言をもらう


デジタルコミュニティの仲間が

リアルな仲間のように

それぞれの人生模様の中で

うごめく姿も浮き彫りになる


というストーリー


この前提に

電車男が主人公目線で描かれてて

エルメスさんの美しさに

一目惚れから始まる恋


なんだけど


女目線で書いてみようと思った

小説として書くと

固くなるからブログの書き方で


主人公ミウは

実際の話とリンクしてしまうから


エルメスは持ってるけど

ミウがもし

相手の男性にあだ名つけられるとすると

最初に

個人的に

プレゼントしたのは


ラルフローレンのシャツ

だから

ラルフローレンさん


と呼ばれるといいかもーだけど

長いから


フローレンさん


とする


風呂好きだしね


フローレンスと呼びはじめてもいいかも


オザキ男は


Q様そのまんま

少し過去の事実はひねるけどね

性格も更にオタク風に

名前は

コードネームだけの

Q

本名は

道明寺 久太郎さん


性格は

全く自分に自信がない人

楽しみが特になく、平坦な毎日で

死んでも変わらんなーと思いふける。

趣味はバス釣りとネットサーフィン

色んな蒐集家


過去の恋愛では痛い思い出ばかり。

顔は尾崎豊そっくりなのになぜか目立たず

出会う女性にも、尾崎豊ファンがいないから

その特性も、価値が活かせない

猫と暮らすひとり者

理想の女性は、自分を理解してくれる、優しい人。立ち姿が綺麗なモデル体型が見た目の好み。

派手な人は苦手。

女性とはそんなに長く話せないし😓基本的に苦手

でもほのかに、誰かええ人おらんかなーと

探してはいる。


フローレンス

ことヒロインは

本名は 一条 海碧 いちじょう うみ

高飛車な若い頃を経て、キャリアウーマンとして

働き続けた挙句に、恋愛小説家にもなる。

全て妄想の恋愛世界中毒者。

趣味は多彩だけど、旅が好き、乗り物が好き。

派手な生き方を好むが、

見た目より、現実主義で本質主義。

日記を書くのが好き。活発に活動するけど、黙って1人の時間も大事にするタイプ。

付き合ってきた男性みんな派手好きな連中で

ひどい別れ方をしては、結婚の夢から遠ざかる

学生時代の華やかな女友達が、いつも相談相手。

好きなタイプは、顔が尾崎豊、性格もそれに近いくらい愛が深い人。自分の騎士になる頼り甲斐ある人。スペック高い人が好みだけど、婚活しても

なかなか合う人がいないから諦め気味。

『オザキ男』


1話

「夢の続きを期待するな」



何度目かの興奮で起きた。

時計はまだ🕰️鳴りをひそめてる午前3時。


「あーまた変な時間に起きちゃった」


このまま起きるか寝るか迷い、伸びをするのは

一条海碧。うみ、という名前の女の1人暮らし。

いつもベッドまで辿り着けず、一階のリビングの毛布にくるまる。

なぜこんな時間に起きたかというと、かなり珍しい夢を見たから。

夢に出てきたのは尾崎豊ともう1人の男。

それも、尾崎豊にそっくりな奴。

3人で遊んでるうちに、本物がいなくなり、

崖に落ちたとその彼が言う。

やっと会えたのに!と途方に暮れて

崖から海を見ようとすると、ぐらつき

一瞬、海に身体が傾いた。

その瞬間に腕を握られ、陸に引っ張られた。

「いたーい!」

と掴まれた腕を押さえた。

「俺がおるやろ!」

とその人が

真剣な顔で言った。


うわ!

と思って起きた。

尾崎豊が夢に立つのは初めてだった。

それに興奮して、3時から眠れなくなって

朝を迎えてしまった。

海碧にはよくある早起きではあった。

暇だから、スマホで📱尾崎豊を検索する。

特に面白い記事もない。ライターもしてる

海碧も何度か尾崎豊の記事を書いたが

この人がどういう人だったのか推測でしかない。

26年しか生きてないわけだから。


だけどいつもこの顔を見ると、胸が高鳴る。

部屋の1番高いところに写真を置いてる。

ただそれだけで、なんだか守られてる気になってた。


日曜日の午後


ミウは

大学時代の女友達らと

ホテルでランチしてた


どーなのよ最近


久しぶりに会えて

話が弾むけど

大体が、今の流行りのサロンと

腕時計⌚️と美味しいお店の話

そして、高級パンの🍞話


まだ洋服の話の方が楽しいのに

主婦達は、流行のオシャレより

家族と生活が大事みたいだ

サワムラのパン🍞

硬そう!と思うけど,女友達達は大好き😘

一つ500円以上するパンを幾つも買う連中。

主人が好きなのおねがい

家でゆっくりティータイムする時

すごく美味しいのよ😋


へえーー


しか言うことない

前なら

付き合いで味見に買ってたけど

その日は、誰もいない家に戻り

硬そうなパンにかじりつくのも

話題を合わせるのも

嫌になりつつあった。


友達が言う

「つまんなさそうな顔してるのすぐわかるよ。海碧も結婚したらわかるよ!早く安定しなさいよー」

ケラケラ笑いながら

まだ夕方なのに、家路に帰る主婦達。

「いーな、海碧はまだ夜遊びできて!うちは子供もいるから、ごめんね!」


言い返そうかと思うけど

やめておいた。


夜にはイベンターとしての顔。

今度キャスティングした

シンガーと居酒屋で打ち合わせ。


焦げついた飯を喰らう


苦労してここまできて、と

その人の生き様を聞くと

ワクワクしつつも

自分にはそこまでの底辺を彷徨うような

生き方はできないと思う


海碧はハンパな階級にいるなとつくづく思う。


「一条さん、食べないんですか?!」

「あ、、お腹空いてないので、、」

とても興味深い人だし

プロデュースしたい人だけど

この人を彼氏と思うことは無いな


と頼まれてもないのに

選別したりする。


最近海碧は、動画を撮ることにしてる。

あたかも彼氏に送るかのように。


なによ、虚しいとか言わないでよ。

文章を書くのは仕事で

ウンザリしてるから

たまには仮想彼氏と話したいのよ!


その時

ふと朝の夢の続きを考えた。


確かに尾崎豊によく似てる人だったんだよなあ。


新宿から帰り着くと夜の11時


ほとんど誰も歩いてない最寄駅


また明日も朝から普通に仕事かあ。


明日履くジーンズを

足元に置いて寝る💤


自由気ままな日々に見えて

寝起き悪いから、救急隊員みたいな

起き方してる。心臓に悪い👎けど

電車通勤は🚃みんなそんなもの。


そんなに良いもんでもない暮らし。

きっとみんな、ウミは

自由で華やかな暮らししてるよねー

と思ってんだろーなー


昨日の動画見て

あー疲れてるなぁと見直すだけ。

これSNSにでも出してみようかな。

誰か素敵な男性が同情して、

ご飯行きましょう!なんてなるかも。


またうっすら夢の男性を思い浮かべつつ。

二度寝する。



1話終