8月10日新宿にて、浴衣で集まる気楽な会がありました。

自己紹介でどんな装いか話していただきましたので紹介します。

最後列、白い小千谷の男性が神田で染色補正をされている三島正義さん。ここにいる全員が三島さんを慕って集まっています。紺の博多帯に下駄。


1白地に麻の葉文様の浴衣。神田生まれなので神田祭りっぽい浴衣を選びました。帯は博多献上(いやー、こんなふうにコーディネートして着こなせたら言うことない!憧れます!ご本人がおっしゃるとおり江戸前のまさに粋な浴衣姿。そしてバッグもステキ)

2去年三島さんから入手した麻混の浴衣をご自分で仕立てられたそう。羅帯は紺の格子模様(襟元がさり気なく色気あり美しい!と憧れの的でした)

3去年三島さんのところで誂えた有松鳴海絞りに博多帯(ヘアアレンジも参考になりますね)

4わたしゲラゲラ
白コーマ地に糸菊の注染(ちゅうせん)。博多小袋帯(黒赤)、雪駄。近所の縁日に出かけるシンプルな浴衣姿をイメージしました!

5着物を始めて1年め。ピンク色の浴衣に灰色の兵児帯。着物初心者だけど勇気をだして参加しました(遠方からありがとうございます♡)

630年以上前に自分で誂えた注染の浴衣。帯、生きていれば120歳になられるお祖母様のもの(100年以上前のものが全く古くなくコーディネートできる着物の素晴らしさたるや!)

7今年三島さんのところで誂えた紺色の有松鳴海絞り。麻帯はリバーシブル。裏側のベージュを出していますが、表は紺色の無地。金子みすゞさんの作品をイメージしたブランドで、表のたれ先側に、みすゞさんの詩にちなんだ鈴などの刺繍が入っています。下駄は「百鬼夜行」で入手(色白さんが濃紺を召すとこんなにも映えるお手本)


8約20年前に誂えた有松鳴海絞り。池田重子さんに飽きたらちょーだいと2度言われた自慢の浴衣。博多小袋帯は2年後この浴衣に合うものを購入(写真でもわかるように海でも高原でもマッチしそうな浴衣♪)

9義理のお母様から着物を譲られて手入れで行き着いたのが三島さん。手入れが済んで最近やっと新しいを買えるようになった。去年の絞りの会で誂えた有松鳴海絞りの浴衣と博多の半幅帯(大人浴衣でこれだけ可愛らしいってうらやましいしか言えないです〜)

10日本刺繍作家:花澤浩子さん初めて自力で買った浴衣、当日おろした半幅帯は赤と黒に白い鳥をあしらったデザイン(アールデコ調)とグリーンベースにてんとう虫をあしらったデザインのリバーシブル。正絹の帯はやっぱり締めやすい(いつもエレガントな花澤先生がシャッキリした浴衣をお召しで新鮮!)

11小千谷縮(麻)の夏着物、帯は博多献上。(上級者の余裕。補正が胸元のタオル一枚だけ、ということで皆の驚嘆を浴びていらした)

12竺仙の「奥州小紋」という綿の浴衣。江戸からの中形の柄を引染めしてあります。麻の半幅帯は馬喰町の問屋へ出向いて購入したもの。鮮やかな紫を入れたくてこの帯締めにしました(きもの初心者とのことですがそうはみえないですね♪)

13去年三島さんのところで誂えた有松鳴海絞り、人生初の兵児帯。(帯は端のかがりに金属的な感じがあり、形をキープしやすくなっています。後ろでお花型に結んでらしてキュート)

14着物・帯とも反物から三島さんに頼んで仕立ててもらいました。銘仙お召のアンティーク、壺垂れ柄。帯は芭蕉糸と正絹の交織、誉田屋さん。金魚帯(さりげない装いですが手の込んだお着物なのねぇ〜。きものは奥が深い!)

15浴衣は3年前に三島さんのところで誂えた綿麻注染。こういう柄はもう出ないと三島さん。帯は絽の名古屋(夏着物としてお召しなので半衿がみえています)


三島さん、開会のご挨拶中

これだけきもの姿がそろうと本当に美しいです。みなさん着慣れていらっしゃるのでよけいですね。

誰でも最初は初心者です。
この記事を見て、浴衣やきものってステキだなーと思った方はどうぞ一歩踏み出してみて!
わからないことがあればコメントをください。ひとりでも着物好きが増えればうれしいです。

年内にもう一度開催すると思われます(笑)。きものがお好きな方、チェックしておいてください〜照れ