【2日目「あんよクラス」】

昨日につづいて今日も中野区立U18プラザ上高田へ。


「たけのこいっぽん」
どのお子さんももれなく好きなわらべうたです。

オニと筍がかわりばんこに歌う、交互唱(こうごしょう)です。

はじめはわたしがオニで、子どもたちがタケノコちゃんになります。

1.こどもたちが遊びに馴染んで、
2.自由に歩けるようになっていて、
3.さらに状況判断能力がついてくると、
やっとオニをやってもらいます。

今回は初めてのお子さんがほとんどなのでオニはわたしが独占しています(笑)。

タケノコちゃんを抜くときは目線を合わせて「OK!」という合図があるときだけスッポ〜ンします。

スッポーンは、お子さんとオニと後見人(今日はお母さま)の共同作業です。
三者の「気」が合うことが肝心。
持ち上げる高さは3センチぐらいからにしましょう。ジェットコースターのように落ちるときの怖さがありますし、大人は「このぐらい大丈夫だろう」と思うらしいのですが、小さいひとたちにはかなり怖いこともありますので要注意です。

スリルを楽しむ遊びは他にもありますのでそちらでお願いします(笑)。


それと、、、
小さいひとたちは、いちど「スリルを楽しみ遊び」と覚えると例外を認めてくれません。
それも含めて遊び方をお考えになったほうがよいかもしれません。
子どもとおとなの感じ方の違いを、おとなの皆さまは意外とご存知ないように思います。

最近では「お子さんが小学校5年生になっても上げられる高さまでにしましょうウインク」とお伝えしたりすることもあります。

子どもたちは楽しいときは何度でも同じことをやってほしかりますので、何度やっても(おとなが)疲れないやり方にしておくのがよいでしょう。

「すっぽーーーん!」
の掛け声は全員でかけます。

人生は不公平なことが多いです。
でもたけのこいっぽんの遊びでは、待っていれば必ず抜いてもらうことができます。そのときはみんなが「すっぽーん!」と声をかけて自分のことを見てくれてスター流れ星になれます。そのかわり、ひとが抜かれるときはその子を応援してあげる。

そんなことも、わらべうたの奥深さのひとつだと思います。

楽しくてたまらない!という表情のお子さん、なんとかわいいラブ

上の写真は「たまりやたまりや」で遊んでいます。

このお子さんとお母さまは去年も参加してくださったそうです。
職員のT先生もわらべうたをあそびをしてくださっているのでお家でも遊んでいるのでしょうね〜

そういえば「たなばたのかみさんが」はママ達も一緒にうたってくださってました♪
「たなばたの」も子どもたちにもれなく人気のわらべうたです!


1日1回でもいい。
毎日同じわらべうたでもいい。
いや、むしろ同じわらべうたを何回もがいい。
かならず生の声で。
(CDやTVの音でなく、という意味です)

お子さんといっしょに、お互いのぬくもりを感じながらわらべうたをうたう、わらべうたであそぶ。一緒にわらべうたを楽しむ。

ぜひぜひ毎日の習慣にして欲しいです。
何分もかかりませんので。
積もり積もって、お子さんにとっても親にとっても宝物になること必至です。
それをお伝えしたくてワークショップをさせていただいています。

ご参加くださった中野のみなさまありがとうございました。またお目にかかりましょう。