生活の中の不快音 | 市井闊歩のWINDER WINDOW!(エッセイ)

生活の中の不快音


 この文章は、なんと20年前に書いたものであす。どこか整理した時に出てきて、とりあえず机の上に置いたらしいのですが、机の上を片付けていてびっくりしました。そのまま、写してみます。




 朝7時頃、夢うつつの中に不快音が混ざり始めるともういけない。田舎の朝は早い。その観点からすると、K市はまだ田舎だ。洗濯はもう少し後にすると良い。

 私はあの全自動洗濯機の消化不良のような音が嫌いだ。朝から不愉快である。ちなみに「洗濯機の音がメロディーを奏でる」という発案で、先達がいなければアメリカで知的特許が取れるだろう。彼の国では、現物(設計)がなくても特許が取れる変な国である。運転しなくても動く自動車も、アメリカの自動車会社に特許がある。例えトヨタが開発しても、アメリカ輸出の際は特許使用料を支払う必要がある。

 話はそれたが、私はVVVF制御音も大嫌いである。東急などに乗ると、聞かされるあの「ヒューヒュー」という音である。それが嫌なので、東急には乗りたがらないが、今後京急・JRにも増加するので困っている。




 と、当時の私は、精神的苦痛を訴えていました。東急も現在は改良されてなくなりました。京浜急行はメロディー音のような鳴り方でしたが、これも現在ではほぼ交換が終わったようで、再び安心して乗車しております(笑)。

 そう言えば、横浜市でも隣家の朝の洗濯に悩まされていた時期が2、3年前にありました。低音が響いて来るんですよね。連続してならば気にならないのに、洗濯機のように断続的に続くと大変気になります。