米城です!

昨日TVを見ていると、200円弁当というものがあるらしい。
280円の弁当が大手のスーパーでも出ているという話を家内から聞いていたが
東京のある地域では弁当屋さんの競争が激しく、
そのせいで200円の弁当を出したのこと。
ボリュームもデブの私にも十分過ぎる内容のようでした。
店長曰く「売上は好調!」とのこと。

でも、200円でそこそこのボリュームというのも?という思いを感じ得ない。
TVでは原価が120円程度という話だったが
80円しか利益がとれないところで勝負するのもどうかと思う。
数は売れるかもしれない。
100個売れても8000円。
1000個売れても80,000円。
手間と労力を考えれば儲けは残らないはず。
儲けようと思えば、原材料や人件費を削るしかないと思う。

一頃、中国産食品が叩かれたが、
このようなデフレ傾向になれば間違いなく中国産オンパレードは間違いない。
熱しやすく、冷めやすい日本人ならでは…というところでしょう。

ただ今商品企画の相談を受ける時にアドバイスするのは、
「価格的にも中途半端な価格設定はやめて、高いか、極端に安いかという設定にしましょう!」ということ。
特にお勧めするのは「付加価値をつけて高い値段をつける努力をしましょう!」ということです。

安売りはアホでもできます。
また、安い値段をつけたらほっといても売れるか?というと、高かろうが安かろうが「売る為の努力」は一緒。
それやったら、利益が高いものを売らなきゃあほでしょ。
ただ売上が下がり出したら、頭では分かっていても混乱してしまうんですね。

大変な時代ですが、知恵をだしてがんばりましょ!