月の街並み歩けば 犬もあとからついてくる
爆発する僕のアムール 君の心の扉を叩くのはいつも僕さって考えてる
誰かにとって特別だった君を マークはずす飛びこみで僕はサッと奪いさる
寒い冬にダッフル・コート着た君と 原宿あたり風を切って歩いてる
たぶんこのまま素敵な日々がずっと続くんだろ
風冴えるクリスマス 君の心の扉を叩くのはいつも僕さって考えてる
小沢健二の『ドアをノックするのは誰だ?』を聴いている。改めて歌詞を見ると凄まじい。小沢健二は声量や歌唱力がないと言われることもあるけれど、あの声質と歌う際のガムシャラな力強さは何ものにも代えがたい。その凄さが一見わからないのが小沢健二の小沢健二たる所以である。
立ち寄った喫茶店で思いっ切り恋におちた!
などの歌い方も小沢健二にしかできない。小沢健二はガールフレンドのことを僕の子猫ちゃんなどと呼んでいたように思うけれど、家柄の良い小綺麗な小沢健二にしかできない芸だし、東大なんか簡単に入れますよなどと言っても、全然嫌味がない。この発言は今の時代怒られそうだけれど、やっぱり溜め息が出てしまうほど可愛い顔をしている。
もう10年前の話になるが、爆笑問題の田中さんが小沢健二を改めて聴いてみたらとても良かったとラジオで言っていたことがあって、大きな声では言えないがYouTubeで当該放送を探し聴いてみたら、小沢健二と同時に西野カナについても言及している。それはいいのだけれど、コメント欄ではAを持ち上げる為にBを腐すという手法で、小沢健二のような天才と凡人は比べるべくもないというようなニュアンスのことが書いてあって、なんだかなぁとなる。悪口も、人が読んで不愉快な気分にならないように書いてほしい。
幸せの四葉のクローバーを見つけるために三つ葉のクローバーを踏みにじってはいけないと言うが、何かを称揚する目的で何かを貶(けな)してもいけない。なぜならば読んでいて気分が悪いからだ!! 匿名で一端の評論家気取りか!! 調子に乗ってんじゃねぇ!!
……すみません、取り乱してしまいました 恐らくそういう時はAを称揚したいのではなくてBを貶したいだけなんですよね、私の経験から言うと。
お前もやるんかい
それはそうと、田中さんは女優の小雪さんを般若だとか綺麗な鬼みたいだなどと形容していたことがあります。小雪さんのファンの方、許していいんですか田中を。
オタクのことを気抜け連中と言っていて、最終的には短縮されて抜け連になったという。オタクの人、本当に許していいんですか田中を。
田中さんがしばしば利用していた草野球場が、自分のよく見知っているところだと知って、ウーチャカ(田中さんの愛称)来てたのかよ! となった。我ながらミーハーである。爆笑問題といえば太田さんの方がおかしいみたいなことも言われるが、田中さんは田中さんで野球のユニフォームを着て大学受験に臨んだりしているのである。
YouTubeで田中さんの動画を漁っていたら、一般人を虫けらだと思っている田中裕二という最近の深夜ラジオの暴言がお勧めに上がってきて聴いたら笑ってしまったが、田中は可愛いので私は許そうと思っている。