一番サザンっぽいアルバムって『10ナンバーズ・からっと』だと思ってて、あれが一番サザンで好きなアルバムかもしれない。

 

 

『栄光の男』が出た時当時、これが素晴らしい歌詞で、こんないい曲があると言ってサザンファンでもない周囲の人間に薦めていた。ということで『栄光の男』が一位でいいかな。決まりだな。

 

 

この歌詞の中に「喜びを誰かと分かち合うのが人生さ」というのがあるんだけれど、小沢健二で好きな『痛快ウキウキ通り』の中にも、「喜びを他の誰かと分かりあう! それだけがこの世の中を熱くする!」というのがあって、つまり人生とはそういうことなのだと思う。

 

 

あ、でも劇団ひとり監督の『浅草キッド』良かったので、そのエンディング曲『Soulコブラツイスト~魂の悶絶』もいいな。じゃあこれが一位で。

 

 

そんなすぐに変わんのかいっ、みたいな。

 

 

やっぱり簡単に一位は決められないっすね。『思い過ごしも恋のうち』もいいな。いや、『冷たい夏』かな。『東京シャッフル』も捨てがたい。違うな『本当は怖い愛とロマンス』だ。あのジャケ写もいいし。この際全部一位でいいか。

 

 

テレビ番組『桑田佳祐の音楽寅さん』の中で出来た『突然の吐き気 ~えりの思い出~』もあるか。あれユースケ(サンタマリア)が何にも考えずに書いたんだろうなって歌詞で最高なんだよね。小川直也選手に捧げた『PRIDEの唄』もいい。

 

 

以前、週末によく桑田さんの育った茅ヶ崎に行っていたことがあって、何をするかと言えば歩き回って楽しいなあ~って思うだけなんですけど、日常に海がないので海を見ただけでテンションが上がる。駅から目抜き通りを歩いて海に出て、うわああああってなってたんですけど、あの辺に小川選手の道場があるんですよね。一度、海見ながら海沿い歩いてたら小川選手が普通にジョギングしてたことがあった。

 

 

夕方「CHIYAMA」に集合!!の歌詞でお馴染みレコード店CHIYAMAが閉店する頃で、店主の方とサザンのこととか大型店には敵わないみたいな話をした。サザンのコースターを貰ったような記憶がある。CHIYAMAのお父さんありがとう。

 

 

駅近くのラーメン屋のお父さんともサザンのライブに招待された話や上原謙氏(加山雄三氏のご尊父で茅ヶ崎に住まわれていた)の話などをした。海と反対側のブックオフでアンディ・ラウのアルバムを買ったり駅ビル内の新星堂でサザン関連のTシャツなどを買った。茅ヶ崎に住んでいる知り合いを唐突に訪ねたりもした。とにかく茅ヶ崎周辺を歩くだけなんだけれど最高に楽しいんだな、これが。海沿いの人たちは開放的な人も多くって、にこにこ歩いてたら、やけに楽しそうだねって話しかけられたこともあった。

 

 

もうCDの類は全部売ろうかなとも思ってるんですけど、『KILLER STREET』とか人に買ってもらったりしててなかなか売りづらいものがある。『KILLER STREET』で言えば『LONELY WOMAN』かな。「丸屋」カラアゲ美味でタレOK!!の丸屋さんも行きたかった。

 

 

今はラジオを聞くことも少なくなってしまったけれど、むかしはよく聞いてて、『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM。現在も放送中)の番組400回記念の時に記念品が貰えるとかで応募したらTシャツが当選して涙を流さんばかりに喜び、嬉しすぎて毎日のように着てたら最早これ元は何だったんだよってくらいにボロボロになったけれど捨てられず、今は元が何かわからないものとして保存してある。当時の共演者青木さんや池川さん、懐かしい。その後、タービク(ビクター)井内さんやサザンのマネージャ中西君が後を継いでいたけれど、中西君、アミューズ(事務所)の社長になってたのを最近知った。

 

 

番組内では最後に生歌コーナーというのがあって、桑田さんが生ギターで洋楽とか自分の楽曲であるとかを歌うんですけれど、これがかっこよくてその生歌部分だけをMDやSDに録り、ときどき番組何周年とかでライブやるんですけど、これも録音してた。

 

 

愛知県豊田スタジアムにサザンのライブ遠征に行った時にめちゃくちゃ後ろの方の席だったんですけど、手振ったら桑田さんが振り返してくれて私のことを見てくれた。あの時確かに私に振ってくれてたと結構本気で思ってるんですよね。

 

 

お~怖っ!

 

 

それはともかく結局一位決められなかったんかいっ、みたいな。