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カニ目おやじのブログ

「らいずほーむ」での家づくり記録

 ついに我が家も着工しました。といっても、少々いきさつがありまして...。

 6月14日。

  家づくりのスタートはやはり日柄を考慮して「大安」を選んでいただきました。パワーショベル(ユンボ)がやっ てきて、ざくりざくりと家の形に沿って地面を掘っていきました。次に砕石を敷き詰め転圧。続いて防湿シート張り。午後にはシートの押さえとなるコンクリートが周囲に流され、あれやあれやという間に、初日の作業が完了しました。

 6月21日。カニ目おやじのブログ-転圧

 ここで、2度目のシート張り。「ん、何で?」と思われるでしょうが、実は我が家の「地盤補強の転圧が多少不足していた」とのことで再度、転圧作業を加えることになったのでした。

 家づくりにおいて建物の構造や間取り、内装や設備、外観や外構カニ目おやじのブログ-防湿シート張り などいろいろと気にすることはありますが、我が家では、これから長年に渡って家を支える地盤は最も重視していたことでした。どんなにいい家を建てても、どんなに土台ががっちり作られていても、土台を含めた家全体を支えるのは地面です。その地面に不備を抱えるようでは将来に不安が残ります。

 地盤調査の時点で「多少の地盤補強が必要。転圧を十分に行うことで、十分な支持力が得られる。」との結果を受けていたので、地盤補強については気にかかっていました。

 土台が完成して、棟上が始まってからではどうすることもできませんから、気づいていただいてよかったです。そうした点について、設計の●さんと営業の○さんが我が家を訪れて説明してくださいました。十分な説明を聞き、今後の作業について確認をすることができました。

 一度張られたシートが剥がされ、再度 同様の作業が行われることは何とも不思議でしたが、そのことに対する不満や不安は特にありません。むしろ、安心して住むことができる地盤を作っていただいたので大安心です。

 「転圧」について説明をいただいたので、記録のために少し書き残します。住宅の地盤転圧には主に「プレート転圧」と「ランマー転圧」の2種類があるそうです。プレート転圧は、コンクリートを流す前に地面に敷き並べた砕石を均し固めるもの。圧力はさほどなく、地面(砕石)を均すために使われます。一方、ランマー転圧は地面をずんずん押し固めていくので、プレート転圧とは比べものにならないほど圧力が大きいんだとか。押し固めた分、地面も下がります。その結果、沈めた分の砕石も余計に必要になり、砕石の必要量も違うんだそうです。実際に、我が家の再転圧時には再度、砕石を積んだトラックがやってきました。なるほどです。

 さて、転圧が完了すると、次は防湿シート張り。これは地面から上がってくる湿気を、基礎を含めた建物に上がってこないようにするものです。隅々まで張られた防湿シートの働きやいかに...。それはすぐに分かりました。一晩あけた早朝、現場を見に行くと、砕石とシートの間に水滴がびっしりとついていました。(写真で分かりますか)このシートがなければこれら地面からの湿気は建物のに上がってくることを考えると、シート様様です。カニ目おやじのブログ-鎮め物

 シートの下に見えるお札のようなものは「鎮め物」といわれるものカニ目おやじのブログ-型枠土台 で、地鎮祭を行った神社から頂いたもので、こうして基礎に一緒に埋め込むんだそうです。自分の家の下にこのような神聖なものが納められているんだと神妙な気持ちになりました。

 シートの押さえとして流されたコンクリートはとても薄いためすぐに固まってしまうようで、続いて、位置出し。正確に建物の位置を測り、印がつけられています。型枠を設置するための金具でしょうか。周囲にぐるりと配置された金具を見ると、わくわくします。所々、コンクリートが乗せられていないところがありますが、どうやらその場所は排水管が通る場所のようです。

 自分の家が、少しずつ進んでいく様子を見ていくのが楽しみです。

 やはり、足元は大切です。

 



















 いつものように更新が遅くなってしまいました。今回は「ご挨拶」三昧。
カニ目おやじのブログ-地鎮祭(奉げ物)


 5月22日(日) 我が家の地鎮祭を執り行いました。


 都合により、手配してあった神社さんとは違うところにお願いすることになってしまいましたが、建主が用意するものは「お酒だけ」ということでかねて用意していた「近くの造り酒屋のお酒」を持っていきました。


 約束の時間より前に行って、みなさんをお迎えしようと朝の準備を整えていたのですが、現地に到着したときには祭壇はすでに用意され、神主さんもらいずほーむの担当者さん(営業さん・設計さん)もそろっていらっしゃいました...。やってしまいました。

 皆さんにご挨拶をし、記録用にビデオを撮りたいと神主さんに申し出ると「どうぞ、どうぞ。」と快諾くださいました。三脚を立て準備をしていると、営業の○さんが「カメラ貸してください。途中の様子、撮ります。」と声をかけてくださいました。ありがたいことです。

 式はすぐに始まりました。神事の正式な呼び名は分かりませんが、

 ・神主さんの祝詞から始まってカニ目おやじのブログ-地鎮祭の様子

 ・火打石

 ・出席者のお払い

 ・祭壇と土地四方のお払い

 ・お米とお塩のお供え(建物が建つ予定のラインの内側にまんべんなく撒かれていました。建物の隅々まで清めの塩で清めていただいたんだと思います。【撒く】という言葉は適切でないと思います、ごめんなさい。)

 ・お神酒でのお清め(土地の四方のそれぞれの場所で、地面に×印のようにお神酒を注がれていました。卍のようにも思えましたが、仏事の印? 神主さんに伺えばよかった。)

 ・玉串のお供え(出席者全員。我が家の子どもたちも、らいずの方々も。)

と、これで地鎮祭は終わり。

 その後すぐに、全員にお神酒が配られ乾杯しました。といっても「車を運転される方は形だけで結構です。お子様も形だけで結構です。残ったものお酒は地面へどうぞ。」とのことでした。

10分ほども式典でしたが、これで神様へのご挨拶も済みました。


 さて、ご挨拶ついでに、実はこの前日にやったことが2つありました。

 1つ目は「ご近所への挨拶」です。「一般的には地鎮祭の後で。」と聞いていましたが、たとえ地鎮祭であっても、何も知らされていないところに突然、事が始まるより、先に挨拶に行く方がいいのではと考えてのことでした。この日は土曜日。ご主人がいらっしゃらないところもありましたが、お家のどなたかはたいがいいらしたので、ご挨拶の品とともに挨拶を済ませました。

 そして2つ目は「草取り」です。明日は地鎮祭。でも地面は草ぼうぼう。「神様をお迎えするのにこれでは失礼だろう。」ということで家族4人で挨拶まわりの後、草抜きをしました。「これからよろしくお願いします。」とこの土地にご挨拶しながら、お日様が照りつける午後3時から始め、日も沈みかけた午後6時半、どうにか恥ずかしくない程度にきれいにすることができました。


 日も沈んだ話のところで、今回のお話はおしまい。またまた長くなってしまいましたが、我が家の記録ということで、あしからず...。

「来週、中ごろに許可がおりそうです。未定箇所の打ち合わせをしましょう。」

 らいずほーむの設計士さんから電話がきました。


「えっ? 6月中頃ってうかがっていたので、のんびりしちゃっていました。」

「けっこう、早く建築許可がおりそうなんです。それで、地鎮祭の手配もしなくてはいけないので...。」


とのこと。以前、営業の○さんから「地鎮祭は、最近はやる人もいれば、やらない人もいる。」と聞いていましたが、我が家はやります。自分たちがこれからこの地に根を下ろす土地ですから、しっかりとご挨拶させていただかなくてはと思っていました。

 地鎮祭の手配はらいずほーむでもやってくれるようですが、せっかくなのでこの地のことはこの地の神さまにお願いしたいと思い、自分たちで手配することにしました。

 不動産屋さんにも声をかけさせてもらったところ、「自分たちで手配して構わない。」とのこと。私自身が地鎮祭に出席できるよう土日。そして大安の日柄を探すと...ありました。5月22日(日)!

 早速、神社さんに連絡してみると「OK。」の返事。そして、準備しておくべきものを指示されました。


 ・米(1合)  ・酒(1升)  ・尾頭付きの魚(2尾)

 ・季節の野菜(3本ずつ)  ・季節の果物(5個)

 ・塩とお水(コップ1杯ずつ) ・竹(4本)

 ・縄(10m)         ・砂(バケツ1杯)


「決まったら、日時と準備物を教えてほしい。」とらいずほーむさんから言われていたので、早速連絡しました。


 そうそう。地鎮祭で使われるお酒はこの地のお酒を使うつもりでいます。近くに200年以上も継がれている酒造があるので、今度相談に行ってこようと思っています。

 また、近くには川があって、今の季節は鮎がとれます。祝い事といってすぐに思い出されるのは「鯛」ですが、地のもの、季節のものを用意して神様にご挨拶したいと思っています。「鮎」ってありでしょうかね。これは神社さんに相談してみます。

カニ目おやじのブログ-土地権利書
 またまた間を空けてしまいましたが、ついに我が家も...。

 3月28日(月) 10:00 お世話になっている不動産屋さんに集合。

・不動産屋さんの社長さん

・土地の持ち主(売主さん)

・司法書士(土地名義変更)

・司法書士(抵当権設定)

・我が家

 私と売主さんとは、売買契約の時に顔を合わせているので今回は、司法書士の方々とが初対面。名刺をいただきすぐに手続きが始まりました。売主・買主、双方の必要書類が整っていることが確認されると、抵当権設定業務の司法書士の方がどこへやら電話をかけています。耳を傾けてみると「融資を実行してください。」とのこと。今、この瞬間に売主さんの口座に融資先銀行からお金が振り込まれ、土地代金の支払いが完了となるのだそうです。なにか、生々しいものを目の当たりにしてしまいましたが、次の瞬間から「自分の借金が始まったんだ。」と実感しました。

10:20 売主さんがご自分のメインバンクへ入金確認の電話を入れる。     が、個人情報につき、電話での回答はできないと断られる。

10:30 残高照会をしに駅前のATMに向かう。

10:45 入金確認完了。

       必要書類数点に署名・捺印。

       最後に、

         ・不動産屋さんへの仲介手数料。

         ・司法書士への名義変更関連の経費・報酬。

         ・司法書士への抵当権設定関連の経費・報酬。

         ・売主さんへの固定資産税(土地)の日割り残額。

                の支払いをそれぞれ済ませました。

11:00 売買完了。

       司法書士の方々は名義変更と抵当権設定のため法務局へ。

       売主さんと不動産屋さん社長にお礼をして我が家も帰宅。


 さあ、それから10日後くらいだったでしょうか、ついに届きました。『土地の権利書』です。我が家で最も大切な書類です。無くしたり、焼失したりしないよう、厳重に保管しています。もう、後戻りはできません。この土地に根を下ろして暮らしていくことが決まりました。それを覚悟させる証拠、それが権利書でした。

 さて、家の打ち合わせの方は...というと、残念ながらまだ打ち合わせが終わっていないところがあります。今週末に照明・スイッチ・コンセント、その他設備関係の打ち合わせをして、打ち合わせ終了といった段階です。仕事が忙しく、なかなか我が家で話し合ったり、打ち合わせにいったりという時間がとれず、時間だけが過ぎてしまいました。


 今回の土地の売買で想定外だったのが「固定資産税の日割り」です。固定資産税は1月1日から12月31日までの一年間として課税されるそうで、売主さんがすでに支払っています。しかし、3月28日からは我が家の所有となるので、残りの期間の日割り分を清算しましょうということなのでした。予算はかなり細かく把握していたのですが、全くの想定外!次なる土地購入はおそらくないでしょうが、この「日割り固定資産税」も予算に組み込んでおかなくてはいけないことを学びました。

 長くなったので、今回はここまで。

 

 前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。いろいろと進展があり、更新しようかと思っている矢先にあの震災が発生しました。私たちの住んでいる地域ではガソリンやら食料品やらが品薄になっているものの、特別な被害を受けるほどのこともなく心配はありません。しかし、ニュースで被災地の様子を見るたびに「家も家族も失ってしまった人たちが大勢いるなかで、このまま自分たちは家づくりを進めていいものか?」と悩みました。家内や子どもたちとも話し合った末、このまま家づくりを前に進めることとしました。

 土地の売買契約はしたものの、まだ決済されたわけでなく、違約金を支払って契約解除することも可能でした。らいずほーむとの建築請負契約の方も同様です。

 「違約金を支払って契約解除をする。」

 「いや、そんな金銭的な余裕はない。」

 「でも、家も家族も失った人たちが大勢いるなかで、ニコニコと自分たちの家づくりを楽しんでいていいのか。」

 ・・・。

 何かと我が家に来ていただいて、話を聞いていただく営業の○さんに自分たちの思いを打ち明けました。○さんは、

 「心情的には同じです。進めるか、止めるかはお任せします。ゆっくり考えてください。」

と返答くださいました。

「回答は急がなくていいです。ゆっくり考えて、決まったら連絡してください。」

と添えてくださいました。


 これは自分への言い訳です。「半年以上前から動き出し、転勤族の私に振り回されてきた家内や子どもたちにやっと根を下ろし生活できる場を用意して上げられるという話になってきたんだ。違約金を支払って白紙に戻すという選択肢もあるけれど、今を逃せば、もう家づくりには臨めないだろう。一家の主として我が家の今後を作る責任がある。」

 そして、我が家の家づくりを続行することを決断しました。


 被災され、家族を失われた多くのみなさん、ごめんなさい。

 被災され、家や財産を失われ、苦しい生活を送っていらっしゃるみなさん、ごめんなさい。

 被災地で懸命に救助・復興支援をされているみなさん、

 身内の安否を心配しているみなさん、

 こんな時にのん気に自分の家を建てようとしている私をお許しください。


 せめてもの罪滅ぼしに、職場での募金と節電と食材の節約をさせていただいています。あれから一週間、片時も忘れず仕事に臨んでいます。わずかばかりのことでしかないでしょうが、ぜいたくはしないよう我が家の子どもたちにも話して聞かせています。

 我が家が完成し、何年か何十年か経った時にも、この出来事を、罪なこの私の決断を忘れないためにもここに綴ります。


 ごめんなさい。そして、亡くなられた全ての方のご冥福を祈ります。