型枠が取り払われ、ついに基礎が完成しました。
基礎の上面もきれいに均され(「天端均し」と言うそうです)、アンカーボルトもまっすぐ並んでいます。
基礎上面の均しは「レベラー」といわれる粘度が低く流動性のあるモルタルのようなものを流すのだそうです。
基礎本体の施工は水平を出して作業をするものの、わずかな狂いは出てしまいます。容器に入れられた液体は自然に水平になるという性質を使って、基礎上面が水平になるよう仕上げを施すのだそうです。
このレベラーが最終的に水平を作り出してくれることで、この上に設置される土台も水平になる。よって、建物の水平が確保されるという大切な働きがあります。
もうひとつ重要な働きが面が出ているということだそうです。基礎上面がきれいに均されているということで、基礎パッキンや土台がぴったりと面で触れ合うことになり、安定します。
そして、このレベラーをどの高さまで流せばいいのか、場所によって歪んではいないかなどを確かめる目安として基礎立ち上がり部の所々に木ねじが打ち込まれます。この木ねじの頭の部分を目安にレベラーを流していくそうで、基礎屋さんはこの木ねじのレベルを揃える作業を1本1本行います。
大掛かりな作業ばかりに目が行ってしまいますが、こうした細やかな作業が家を支えていくんだなあと、またまた感心してしまいました。
一方、アンカーボルトは型枠が外された時、若干傾いているものもあったようですが修正することで機能を損なうことはないとのことでした。
型枠撤去が行われた日、すぐに行われたのが玄関・ポーチのコンクリ打設でした。1枚目の写真(玄関付近の様子)と見比べると分かりますが、玄関とポーチ付近が一体につながるようにかさ上げされるようにコンクリートが流されています。表面は小砂利混じりになっています。おそらく、タイルを貼る際の食いつきをよくするための仕上げだと思われます。
浴室となるところには、断熱材が設置されました。「浴室は基本的に床下の通風をしない。」と教えていただいたことがありました。浴槽や風呂ユニットの設置の都合から、他の床面のように断熱材や床板を張ることができません。かといって、何もしないままにすると浴室の床下を風が通り、浴室や浴槽が冷えてしまうということから、断熱材で覆っているのだそうです。
このようなことを思い出しながら近づいてよく観察してみると、基礎パッキンは隙間の開いていないタイプが使われていることを確認しました。このような無通風の基礎パッキンは浴室の他に玄関にも使われていました。(最後の写真は翌日の土台設置後のもの)
浴室の床下部分でそんな処理がされていたなんて驚きでしたが、我が家ではさらに『保温浴槽』のものにアップグレードしてもらいました。
もし、街で建築中の現場があったらのぞいてみるとすぐに分かります。一部屋部分だけ基礎に断熱材が張られていたら、そこが浴室でしょう。
では、今回はこれにて...。
















