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先週はずっとフューチャー会場の芝で練習しましたが、

芝とお別れして、今日は久しぶり練習拠点のChandos 行って朝イチ練習🔥


8時からですが、チャリで1時間かかるので、7時には出発です。

1分でコートに行けるチュニジアはやはり恵まれてました。





今日の練習相手はイン!

インとは、やはりトルコやチュニジアなどのフューチャーで何度も会っていて、よく練習してもらっていた選手で、久しぶりの再会です。


実は今回ロンドンの練習拠点にしているテニスクラブを紹介してくれたのがイン😭


ロンドンに来るのを考えた最初のきっかけは、

典子さんが家に住んでいいと連絡くれたことでした。

ただ、その時点では全く練習環境のアテがなく、

住めるのはすごく有り難いし、ロンドンには是非行ってみたいけど、

練習場所がなきゃ行きようがないな…という感じでした。


ロンドンの芝への憧れはありますが、天気悪かったり、クレーコートがなく、日本と同じで選手にはあまり良くない人工芝コートが多いと聞いていたのも、ロンドン行きを悩む理由でした。


で、色んな選手に連絡していたものの決定的な縁がない中、

割と最後の方に連絡したら、すごく助けてくれたのがイン。

かなり細かく色々連絡くれて、そのメッセで行くのを決めました。


とは言え、初めての場所なので、来てみるまではどんな環境なのか全然分からず、

あまりフィットしなければチュニジアに戻るか、

と行く前は思っていました。


ですが、行ってみると、

アカデミーではなく、本当に雰囲気のいい人達が集まっているテニスクラブでした。

選手もお金持ちジュニア(テニスは上手いけど、大体わがままで練習態度が悪い)ではなく、お金なさそうな有色系の選手が中心で、

みんな自分達で会員さんとpaid hit(お金を貰ってヒッティング相手になること)したりレッスンしてお金を稼いでいます。

マネージャーのピーターが彼らをかなり助けている感じ。


練習もコーチは基本的におらず、自分達で連絡取り合って決めます。

僕はコーチは求めてないどころか、むしろ中途半端なコーチなら居ない方が良くて、

それより安くヒッティングパートナーを得られるフレキシブルな場所を求めていたので、

まさに僕が求めていた場所でした。


ヨーロッパには、テニスアカデミーではなく、テニスクラブで安く練習環境が得られる場所がありますが、

所謂有名アカデミーとは真逆で、余程ローカルじゃないとそこまで情報が回っておらず、

それも、いい雰囲気のある場所となれば相当友達がいても見つけ出すのはかなり困難。


インはチュニジアでもいつもオフィシャルホテルに泊まらず、ホテルのWi-Fiを盗んだり笑、かなり節約しているのを見てましたが、

本当に貴重な縁をいただきました。


このテニスクラブは、家からは自転車で1時間かかり、かなり離れてはいるのですが、

むしろ通える圏内に見つけられたのは相当に幸運だったと思います。


ここが無ければ、ロンドン滞在は短く切り上げることになっていたと思います。

本当にありがとう!!!


こうしてみると、僕はフューチャー会場の練習で本当に多くの選手やコーチと出会っていて、

フューチャー会場を拠点に練習しているのが僕のテニスの成長に完璧にハマって最高の選択だっただけでなく、

それがヨーロッパ中に繋がりを作ることになりました。


ただ、他の選手を見ていると、むしろ普通は練習相手を見つけるのにとても苦労したり、食べ物に苦労したりしているようなので、

やはり僕の性格に合っていたのが一番大きかったのだと思います。


とにかく、今はどこに行っても大体知ってる選手がいて、なんらか助けが得られることが多く、

本当にテニスを通して素晴らしい友人を沢山得られました。


インとは久しぶりのテニスでしたが、

やっとバウンドの低い速いハードにも少しずつ慣れてきてラリーはとてもいい感じ。


ただポイントになると、

イギリス人はこのサーフェスで育ってるだけに、

低くて速いサーフェスにものすごく合ったプレーをします!


インもものすごく低い弾道のバック、フォアも以前よりフラットで打つようになり、

タイミング早く合わせるのも上手く、チュニジアでやるより彼の強さが相当際立ちました。


練習ありがとう!




練習終わった9時半からは、

このテニスクラブでは夏休み期間の昼間は5週間ずっとジュニアキャンプが行われるらしく、

50人近いジュニアが雪崩れこんできました!!😂😂😂


すごい数!!



ということで、次の練習は外のカーペットへ。

ついに避けてきたこのサーフェスでガッツリ練習することになりました。


相手はジェンセン。


ジェンセンは左手首の怪我でリターンが出来ないので、

ジェンセンのサーブからのポイント練習!


ジェンセンもかなり練習する方みたいで、どちらももう終わろうと言わず無限に続くポイント練習に🔥


かなりガッツリポイント練習できました!



練習終わったら、

ジュニア達の端っこでご飯食べて










ガッツリ3時間半練習してから試合会場に向かいます!

ここから試合ですが、もちろん余裕です🔥



会場で1時間くらい待って試合開始!


今日の相手はかなりパワーある左利きですが、かなりミスもある選手。


この相手もショット力では十分有利な相手でしたが、

今日もいいサーブが入った後の3球目に攻める球ですごくミスが多く、

またチャンスを逃し続ける間にもつれて、気持ちが引いてきて、

リードしていたところから追いつかれ、要所を落としてブレーク4-5。


あ、今日も同じか🥹

と思ったところで今日は変化がありました。


最近の国内大会のチャンスある試合の負けを踏まえて、今週の大会は相手やその他のことを全く気にせず、自分の目指すテニスにフォーカスすることに意識を向けてるようにしています。


相手と戦ったり争うことに気持ちが向かないなら、自分が得意とする自分の中にこもるテニスを突き詰めてしまえばいい。

テニスは対人スポーツだし、相手、状況に応じて相手とやり取り駆け引きするのが基礎というか大前提なので、こういう考え方はまず間違いとされますが、自分は自分。


この時のチェンジコートでもう一度今日やるべきことを取り戻し、

相手がどうのこうのとか、相変わらずチャンスを逃し続けることなどが頭の中から抜き、

急に自分のテニスと決めている超攻撃的なテニスだけに集中できました。


このゲームから一気に集中が上がってプレーが変わり、かなりいい形で6-5に逆転。


結局その後は、これまで同様幾度となくミスを続けて、

6-7,5-7の接戦で負けてしまったのですが、

そこからのプレーは迷いが無くなり、これまでからは一つ殻を破ったプレーが出来ました。


あれこれ考えながらプレーしているのと、目指す方向に集中して一直線に突き進むプレーは全く違います。


セカンドセットの4-5で相手のマッポ何本かをセーブしたポイントなどは、かなり熱いプレーが出来ました。


試合後の課題も、勝負弱いといったメンタル面ではなく、純粋なテニスの技術面に向かいます。

今日は試合の中で進歩があったゲームでした💯


2セットで3時間弱。僕はこういう試合の経験が圧倒的に少なく、これがまさに必要。

この経験を沢山することで強くなると思います👍

めちゃ楽しかったなぁ🥳



結局、ショット力で自分に分があると思っていても、

そうしたミスが沢山出る大きな技術的な穴があるから負けているわけで、

自分に分があると思ってること自体が勘違い。


僕はとにかく高く死んだ球、浅い球を打つ時にミスが多すぎます。ここ最近の全てのゲームで共通しています。

ラリー練習しかしてないから、その部分の練習が出来ていないのです。


今日の相手は僕の極端な弱点を把握して、途中から打ち合うのを辞めて、高く死んだロブで当てて返すことと、浅めの弱い球の2択で全部僕に打たせてきましたが、僕は最後までその球をひたすらミスし続けました。


僕はそれを現状入るボールで返すつもりは全くなく、それを全て叩き込むテニスをすると決めているので、

入るまで打ち続ける、入らなければそのまま負けなのは問題ないのですが、

とにかくこれを叩き込めるように徹底的に練習しないといけません。

単純に練習量が足りてません。


フューチャーでは相手のレベルが相当高いだけに遅いペースになることが殆どないので、この課題があまり表に出てませんでしたが、

イギリスで国内大会に出るようになって顕著に表れています。

日本の国内大会に出ていた頃にも同じことがありましたが、海外に出てから向き合っていないので、相変わらず解決されず残ったままです。


なかなか選手同士のラリーで取り出して練習しづらいところで、誰かに球出ししてもらう必要がある部分。

どうやって改善していくか考えないといけません。





そういえば僕は打つ時の声が大きいのですが、

今日はインドアで反響が大きく、

マッチポイントをサーブしたロングラリーのポイントで、レフェリーに音量で注意受けました笑




今回の会場のスポーツクラブのジムには、階段が動くトレーニングマシンが置いてありました。

ランニングマシンではなく、階段上りマシン。

面白い。





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