僕がバス移動でよく使っているFlixBusはヨーロッパ中を走ってる有名格安バス会社。
ブラブラカーとかリージョジェットとか、他にも格安バス会社は沢山ありますが、
FlixBusはどこでも走ってるので、調べてる時間なければ、とりあえずFlixbusって感じ。
大都市のバスターミナルは多少治安の悪い場所なことが多いみたいです。
浮浪者が溜まってたりもします。
アメリカのグレイハウンドバスのターミナルと少し似てるかもしれません。
まぁとは言え今のヨーロッパ、
ちょっと雰囲気が薄暗かったりホームレスはいても、本当に危ないというわけではないです。
余程不用心にしていれば引ったくられたとしても不思議ではないよってことで、
普通に注意力を持って行動していれば、
物乞いとか変な奴が近づいてきたりはしますが、断れば何も起きません。
5年振りくらいのパリ!
だけど今回はビザの不安があり、無用な滞在はせず、すぐ空港に行きます。
ケータイの契約が切れてインターネットがありません。
バスのWi-Fiは酷いクオリティで殆ど使えなかったので、場所は事前に写メしていた地図のみ。
事前に調べた時は2つ行き方があったのですが、
ターミナル周辺に標識が全然なく、しかも深夜で通る予定だった公園内の道がクローズしています。
寒空の中、重い荷物を引きずって人気のないバスターミナルの周りをウロウロして、結局試しに階段を登ってバスターミナルの建物を越えると、思ったのと大分違う景色!
立ってる地面の下がバスターミナル。
逆側はセーヌ川、
ちょうど新しいウッドデッキ風のオシャレな歩道橋がかかっていました。
ここ渡ったら駅行けそう。
セーヌ川を越えて対岸へ
渡った先の建物もすごく素敵。
なんだここ?
なんか新しい施設のようですが、
かなり大規模で面白そうな場所でした✨
ビブリオテックなんちゃら、という名前ですがメインは図書館なのかな?映画館は入ってました。
面白そうな建物なんですが、
大分寒いので早く駅を目指します!
荷物背負って結構ウロウロしたので肩も痛いし、眠いし、寒いです笑。
建物を抜けると銀座的な雰囲気の通りに出て、すぐに駅発見。
インターネットなくても移動は大丈夫!
記憶と方向感覚はあるのです👍
地下改札に降りていきます。
朝早すぎてコーヒーも飲めないかと思ってたら、駅の構内にコーヒースタンド発見。
オシャレな美味しいやつじゃなくて、こういう庶民的なとこを探してました。
お客さんも大体黒人系。
コーヒー1ユーロ、クロワッサン1ユーロ。
地下鉄の駅ナカのスタンドでパリ満喫しました笑
これで満足!
ちょっと脂っぽいし痩せてるけど、それでもパリのクロワッサン、押さえるとこは押さえてます。
これがいいんです。
僕が着いた時はめちゃ空いてたのに、6時半を過ぎると急激に人が増えて行列。
労働者が朝の一杯を飲む場所になってるようです。
改札やホームからも、一気に人が出てくるようになりました。
6時半が号令。
みんな朝早くから頑張ってるね😉
さぁ空港へ向かいます。
慣れていてもインターネットが無い時はボケっと出来ません。
が、眠い、寒い。寝すごしそうだったけど電車からトラムに乗り換え…
到着!!
パリ、オルリー空港。
シャルルドゴールを使ったのも昔すぎて忘れましたが、オルリー空港は初めて。
眠くてコーヒーを飲もうと思ってましたがお店は一つしかなく、座る場所も殆ど無し😬
ですが温かい飲み物の自販機がありました👍
日本はどこにでも自販機ありますが、
海外で温かい飲み物の自販機ってなかなか無いんです。
多分壊されてしまうんじゃないかな笑
空港は何でも高いから、自販機があるのは安上がりでいいです😉
チェックインを済ませて中に入ると、やっと椅子が沢山あったので、
持ってきた食べ物を食べて腹拵えして出国!
と思ったら…
出国ゲートは長蛇の列!!⚡️
油断してた!👊👊👊
思いの外のんびりしてしまい、既に出発約1時間前。
行列は30分待ちのサイン。
ちょっとヤバくない…?😅
結構焦りながら待ちます。
並んでるのは中東系の人達、
列を追い越していく奴らが怒鳴られて戻っていきますが、それでも途中で紛れ込もうとして言い合ってます🥶
一応、通りがかったスタッフに聞くと、まだ全然大丈夫とのこと。
近くの人達の持ってるボーディングパスも似たような時間なので、まぁ多分大丈夫か?
と思いながら、
どちらにせよ怒鳴り合いを見てからは、もう観念するしかないと諦め待ちます。
今回の出国では重要な問題があります。
それは僕が今回EU圏内に大幅にオーバーステイしていること。
これは勿論ビザの取得のためで理由あることで、更にオランダ国内での滞在許可証がパスポートにあり、住民登録証もあります。
ですが出国はフランスからということで、僕が期間中本当にオランダにいたのか、どれだけの期間オランダにいたかを証明することは出来ません。
ケチをつけようと思えばつけられるのです。
急いでいて出国の問題のことを忘れかけてましたが、出国の順番がやってきました。
担当は笑顔で日本語で声をかけてくるフランス人スタッフ、
これは当たりを引いた!!!✨
やはり出国でパスポートをかざすとオーバーステイは簡単に分かるのか、
すぐに入国時のスタンプを探し始めます。
すぐに理由を説明。
それらの資料をすぐに見せると、すんなりOKでした。
これ、圧倒的に厳しいドイツなどから出国した場合、
先に書いたように問い詰めることは可能なので、問題が起きることは全然あると思います。
ドイツはすごく厳しいです。
通常の入国でもイチャモンつけられることがよくあります。
なので、本当はドイツから出国する方が近かったのですが今回はわざわざ遠回りでフランスにしましたが、やはりフランスで良かったです。
オーバーステイで万一引っかかった時のリスクはものすごく大きいです。
罰金はめちゃ高いし、強制送還、EU圏内に一年入れなくなることもあるし、
前科があればビザ取得も二度と出来なくなります。
可能性がすごく低くても、リスク管理は行わないとマズいのです。
ともあれ、日本好きで愛想の良いスタッフに当たり、何も問題起きずに出国。
やっぱりラッキー!!✌️
あとは、次回ビザを取りにアムステルダムに戻る時に、ルートに気をつけて無事入国できれば完了です😉
アムステルダムを出発しましたが、ビザ取得の多くの山も少し残っていて、
最後に税金の対策をしています👍
税金申告は間違えるとかなり高い罰金なので、無知から罰金にならないようしっかり準備します!
無事出国!ダッシュでゲートまで走ると、結局ゲートはまだ開いてもいませんでした😭
それなら、出国の検査官に少しオーバーステイの情報聞いてもよかった。
焦りすぎました!
搭乗口のすぐ近くにあったアーケードゲーム。
流石フランス!
ストリートファイターあります😂
そう行き先を書いてませんでした!!
次の目的地は…
チュニジアです!!!
国際ツアー大会フューチャーズに帰ります🔥🔥🔥
夏から暫くコーチをしながら練習したり、
国内大会などより自分のレベルに近いところで取り組んできましたが、
ここでまた自分のテニスだけに集中すると同時に、チャレンジになるレベルで取り組みます!
先のことは分かりませんが、ざっくり、ひと冬をチュニジアで過ごそうかと思っております😆
勿論すぐに追いついているなどとは思いませんが、これまでの期間でかなりいい成長が出来たので、それなりに差が縮まり、
戦える部分や、チュニジアての期間で更に成長し変化をもたらせるチャンスもあると感じています!
楽しみだー!!!
さて今回の航空会社はチュニス航空、初のアフリカ系航空会社です。
モナスティルという試合会場の真横の空港に飛びますが、
首都でもないこの都市、バカンスでもない時期でも飛行機はほぼ満席。
フランス人というより帰省するチュニジア人メインな感じでした。
チュニジアは元フランスの植民地で今も繋がりが深いんですね。
勿論チュニジア人はフランス語話せます。
機内食は味のないサラダでしたが笑、ヘルシーで意外に良かったです。
色々寄り道しましたが、やっとチュニジア到着!!!
飛行機から降りた後のバスは散々待って、移動は50m足らず。
特に飛行機も車も通らない滑走路なので、これなら歩いていいんじゃない?😅
さて建物に入ると、いきなりコロナチェック!
列もなく、乗客全員がスタッフに殺到してカオスになっている!!!
入り口で配られた整理券の番号順に呼んでいたのですが、何の説明もなく、
誰も理解していないので殺到していました。
しかも整理番号も同じ番号が沢山あったり、めちゃくちゃ。
僕はたまたま最初にバスから出たので、最初の整理番号を取ったのかと思ったら一番最後の方で、
30分以上は待って呼ばれました。
今回はオミクロン株で規制が強化され、
ワクチン接種者も出国前にPCRテストを受けないといけない上、
更に入国時にも全員にコロナテストを課していて、こんなに時間がかかっています。
これはかなり規制が厳しい方ですね。
ワクチンでどこでも行けて、陸路は何のチェックもないヨーロッパに比べたら遥かにしっかりしています。
というか、一番しっかりしてるんじゃないでしょうか?
日本より厳しいかもしれず、そして日本と違い無駄なプロセスが少ない厳しさです。
アフリカは色々なものが整ってなくて危ないなんて先入観を持ってる方も多いかもしれませんが、
そんなことはありません。
で、PCR検査で鼻に棒を入れられることから逃げてきた僕ですが、久しぶりに鼻で検査受けました😥
怖すぎて逃げに逃げてしまい笑、先生に怒られましたが、
長い間の格闘の末、結局一瞬刺さっただけで許してくれました🙏
我慢しようと全力で頑張ってるのですが、
本当に怖がりで、近づいてくると、どうしても恐怖がわーっと来て本能的に逃げてしまいます。
子供の頃も病院から裸足でダッシュして脱走した記憶が…😅
大変な子供でした、というか、今もそのまま!
先生ごめんなさい🙏
なんとかPCR検査を受けた後の入国審査もトラブル💥
他の選手は抜けて行ったのに、僕だけ帰りの航空券やホテルの予約を見せろと言われ、
何も持ってない僕は大分トラブルに。
大会ディレクターと仲良いので、
通話アプリで、
この日に着くねーよろしく!
って書いただけで、
ちゃんとした予約なんてしてないのです笑
帰りの航空券なんて、何ヶ月いるかも、次どこに行くかも決めてないのに取るわけがありません。
帰りを予約してないのは多くのヨーロッパ人選手がそうで、
特にチュニジアやトルコの大会の場合毎週同じ会場で試合があるので、何週間滞在するかはその時のコンディション次第で決めて、帰りの航空券は買わないことが多数です。
そもそも、どこまで勝ち進むかで帰る日が変わってしまうので、予約なんて出来ない仕事なのです。
入国審査では、1人面倒な検査官がいて、話をどんどん面倒にしていきましたが、大会ディレクターのベッセムに連絡して何とか解決。
やっとチュニジア入国!🎉🎉🎉
長かった!
飛行機も遅れ、15時には出てくる筈が、結局出てきたのは17時過ぎ。
空港から試合会場は歩いて10分!
てくてく歩きます😊
懐かしいー!!!😭
ホテルか見えてきた!
帰ってきたぞーーー!!!!
ホテルの敷地に入ると…
いきなり声が!
おおーーー!!!!
ニコ!!!!
あれ試合のエントリーリストにいなかったよ!?
まさか会えると思ってなくてビックリ。
ギリシャのフューチャーズで会った選手。
めちゃめちゃいい奴です。
会えて嬉しいよ!!!
とても幸先いい感じ!
ホテルに入ると、早速入り口に前回のチュニジアであった別の選手も。
受付、ディレクターのベッセム、エミール、その周りの人達、レストランの人もみんな、
行く場所行く場所で、おおー!イチじゃねーか!と迎えてくれ、めちゃ嬉しいです!
やっぱチュニジア好きだー!
ただいまチュニジア!!!
ここは我が家や!