今日は僕もついに出発。
深夜出発なので今日も1日過ごせます😉
最終日！
最後の海🏖と思っていたら…
起きると雨が降ってました😨😱
しかも、しっかり降って地面濡れてる。
しっかり雨が降ってるのは来てから初めて。
天気予報は1日雨予報☂️
見てなかった…そんな海を楽しむこの２日に限って天気が悪いなんて…！！
最終日泳げないかな…🥲
いや昼過ぎに2、3時間途切れてる時間があったし、天気悪くてもその時間に泳ぎに行こうと思います。
どうせ海入ったら雨は関係ない。
フライトは深夜なので丸一日ありますが、
今の隣の部屋に新しいゲストが来るらしく、パッキングしたら荷物を持って隣の部屋へ。
隣の部屋もきれい！
そしてセルビアでの環境の手配を進めます。
昼頃になると、雨が止んで晴れ間が出てきました！！😭
やった！！！
残飯を食べて海へ！！
昨日までで少しずつ海の探索を進め、目的地の砂地に到達。
大分海の様子も分かり、恐怖心も消えました。
昨日はかなり濁っていたので心配でしたが、
今日はまぁまぁ透明度高い！！
やった！！！
これが一番心配だったので、テンション上がります。
海に入る部分は少し岩場になっていますが、途切れてる場所も把握したので、そこから入水。
最初は砂が多いですが、
少し沖に出ると、また岩場が出てきて、
そこを沖まで行き切ると、すごくキレイな砂地が広がります。
浜から見て、海の色が濃くなっているところが岩場で、エメラルドグリーンになっている部分が砂地。
行きたい場所は分かってます。
昨日まで、色々行き来して潮の様子を見たり、海の生物や地形を見たりしていましたが、
昨日でほぼ危険はなく大丈夫だと確信。
今日は一気に目的地の砂地まで出ました。
と言っても多分陸から200メートルくらいです。
人は海の世界のほんの入り口しか覗けません。
沖ではありますが、砂地になるところは7,8メートルくらいしかなく、
砂地帯を進むともっと浅くなって4,5メートルくらいになります。
岩場帯から砂地に到達すると、
いきなり目の前の海底に、まっさらな砂地が見渡す限り広がります。
ここに来たかった…！！！
まさに目的地に来たと直感しました。
魚は1匹もいません。
大体砂地には隠れる場所も無いし、植物もないので、生物が少ないです。
潜っていって、海底に立ちます。
日が陰ると視界は霧がかかったようにぼんやりしますが、
太陽が出ていると、
砂地が不思議な光に照らされて、
見渡す限り、水平の砂地が広がる世界。
それが美しく夢のような場所で、
帰りたくなくなってしまい、
結構長くその世界の中で夢見てました。
僕は海が本当に好きです。
誰も何もない遥か遠く海でポツンと浮いたり、
ぼんやりした深淵に潜っていくのが好きです。
色んな世界を冒険したり、
物理的にも精神的にも遠く離れた場所に行くのが好きなのだと思います。
海は、陸地と違い、ほんの少し沖に出るだけで、
人間はまず誰もいなくなり、
これまでいた場所とまるで違う世界が現れます。
実際の距離以上に遥かに隔絶された場所に来たと感じます。
そして水中の浮遊感や揺らぎ、
周囲は闇に消え、身体も溶けてしまったような感じ。
闇の先の未知の恐怖と不思議な浮遊感の中に晒されるのも好きです。
ここはどこなんだろう、という感覚。
そろそろ身体が冷たくなってきたので戻ってくると、1時間以上経ってました。
砂浜で寝転んでまたしばらく過ごして帰ります。
最高の時間でした。
家に戻ったら昼飯を食べ、
色々連絡してから、
ちょっと迷っていましたが、
クラブのコーチのイリアスに挨拶も兼ねて、今日もサーブ練習へ。
今日もスライスサーブの感覚を軸に、
ファーストの感覚を作っていくこと、
キックもその延長として感じること。
当たりの厚さを変えていくこと。
この3日間で、その感覚を大分理解しました。
こういうゆっくり取り組める時だからこそ、のんびり試行錯誤できます。
サーブの重要な基礎になる、持っておかなければいけない重要な感覚を一つ理解でき、
とても意義ある練習時間になりました。
イリアス、コートもボールも使わせてくれて本当にありがとう！！
家に戻ると18時過ぎ。
出発まで1時間半。
一気に結構時間が押し始めてます。
急いで残った肉を全て使って晩飯を作ります。
かなり時間ギリギリ！
急いで食わないと！
すると…今日先に出発する予定だったキーンが、なぜかまだアパートにいて、今から出発するらしく、
見送りに出て行ったら、
友達が街まで送ってくれるみたいで、友達の車がやってきています。
キーンはフェリーでアテネに行くので、行き先はヘラクリオンの港。
実は僕、
クレタ島で唯一行きたかった名残がある場所がこの港。
というのも、僕は中学生の時に友達とおそらくクレタ島を訪れているのですが、
エーゲ海のどの島だったか、本当にクレタ島だったのかも定かではなく、
唯一残ってる記憶がフェリーで着いた港の風景。
ヘラクリオンの港をネットで調べたら、
その時の記憶とすごく似ていたのです。
やっぱりここに来たのかもしれない…！！
それをどうしても確認したかったんです。
結局港に行く機会は無かったと思ってたら、
思いがけず、港に行く車が現れた。
見送りの筈が、
瞬間的には色々思いを巡らせて、
港から空港は結構近いので、最悪タクシーに乗ってもいいや！という感じで、
デカい荷物引きずって港を歩くことになるけど労力は体力でカバーすればオーケー👍、
とにかく唯一行きたかった港に行けるチャンスを優先、
とっさに、俺も一緒に行っていい！？
と急すぎる提案。
飯を食ってる途中だったので、部屋の中は飯が広がった状態。
大体パッキングしてあるけど、今すぐ出るような状態ではありません。
ですが、5分で準備する、と言って、
食事はそのまま放っぽって、
ダッシュで部屋戻って、瞬時に荷物まとめて出発⚡️
本当はステラのお母さんがバス停まで送ってくれる予定だったのですが、
ドリアンに、連絡しといてくれ！
と言って、キーンの友達の車に飛び乗りました。
食べかけの飯も、
前からドリアンが俺の作った飯を食いたいと言ってたので、
今がその時、とあげました。
てんやわんやで準備してる時、
荷物運んでくれるドリアンとキーン。
ドリアン！
トルコからチュニジア、ギリシャ、
こんなに長い付き合いになるとは思わなかった。
これまで本当にありがとう！！
出発はいつも突然！！！
待たせたキーン、さぁ行こう！！
キーンの友達は運転前にマリファナ吸いまくってる危ない奴で、運転も飛ばしすぎでヤバかったですが、
幸いトラブルには巻き込まれず😅
港に着きました。
巨大フェリーが何隻も並んでいる！！！
圧巻の風景！！
写真じゃ、なかなか大きさスケールが伝わらないけど、
フェリーってマジでデカくて、
それが何隻もターミナルみたいに並んでるのってなかなか見れないです。
そして、ヘラクリオンの港はおそらく観光スポットにもなっているような場所で、
港の入り口あたりに要塞のような特徴的な建造物が見えます。
これが記憶に残ってる建物！
でも思ったより遠い。
ここっぽいけど、やっぱり確信は持てない…
結局、中学の時に来たのがここだったのかは分かりませんでしたが、
とても気になってたので来れて良かった！！
それにすごくインパクトのある場所で、試合会場の村から一度も出てなかったので、
ちょっと違う場所に来れて良かった。
車からヘラクリオンの街も見れたし。
キーンとはフェリー乗り場でお別れ。
キーン長い間ありがとう！！！元気でね！
僕はデカい荷物を抱えながら、港の気になる要塞の方もひとしきり散歩。
時間はまだもう少し大丈夫。
要塞は遠すぎたし、海側から直接は行けませんだした。
夕暮れ時の埠頭を歩きます。
とても素敵な景色。
奥に見えるのが、その要塞みたいな建物。
誰もいないので、埠頭から大海に小便を放ちました（すいません）。
フェリーの運転手が見ていたかもしれません😂
よし空港へ向かおう！
タクシーは案の定高いし好きじゃないし、
バスは本数も少ないかもしれず、バス停探して乗るまでで時間的に既に危ない。
ということでヒッチハイク。
ここは車が沢山出てきていて明らかにヒッチハイクしやすい。
トルコとは絶対に違う。
学生時代の海外野宿ヒッチハイク旅の経験で、その辺りは何でも行けます。
本当に運がよく、
サムアップした最初の車が止まってくれて、5秒で成功。
港で働くパキスタンの労働者でした。
たまにお金を求められることもあるけど、
この人達に払うなら全然オーケー（今回は全然求められなかったけど）。
お金稼ぎに来るなら何でギリシャにしたんだろ？と思って色々聞いてみると、
ドイツとかはビザが取れなくて、ビザが取れたのがギリシャだったみたい。
ギリシャでの生活は上手く行ってるみたいで何よりでした。
インスタ交換してお別れ。
助かったよ、ありがとう！！！
ということで、ちょうどいい時間に空港に到着できました。
クレタ島からベオグラードは何故か直行便があり、このフライト、
たった2,000円で買えます。
LCCは荷物で高い追加料金があり、テニス選手は結局10,000円以上かかるのですが、
最近久しく出会ってなかった格安チケットでした。
wizz air。ウィズエアーやライアンエアーは今も格安が多い印象です。
以前は上手くごねて荷物許してもらってましたが、最近は全く通用せず、オンラインで先に購入しないと割高になるだけ。
さて、今回のフライト、
結構直前になっても値段は上がらないし、
更にすごい深夜便、
この路線需要あるの！？
と思ってはいましたが、
乗ってみると、ホントにがらがら。
なんと乗客16名！！！
あまりに少なくて、通路歩いて数えましたよ。
凄まじい赤字路線ですね、
来年は無いかもしれません笑
客室乗務員さんはセルビア人か、とても美人でした😍
セルビア人はキレイだとよく言いますが、
東欧の人は混血が多くキレイです。
飛行機は久しぶりにちょっと怖いと思うくらい揺れましたが、
パイロットが左に見えるのは…とか案内してくれる感じで良かったです😉
飛行機は遅れもなく到着しましたが、
ギリシャでの出来事もありコロナ関係の入国審査が不安です…
が、昨年の入国ではPCRテストすら不要だったセルビア笑。
今回は一応テストは必要になりましたが、
出してと言われて出すと、
載せたところから手に取ることもせず、全く見もしません🤣
適当すぎる！！！
ギリシャのテストも60ユーロ。
入国が緩いのは大歓迎ですが、テスト受けた意味すら疑問に感じる入国でした笑
空港は誰もおらず、人数が少なすぎるからか、1番乗りで出てきても、既に荷物は出てきてて、
一瞬で全ての手続きが終わりましたが、
今回の便は深夜便。
既に24時半。
当然バスはなく、タクシーと戦うのは不利すぎる…とチケット買う時から嫌でしたが、
覚えてるでしょうか？
前回住んでいたアパートのオーナーの娘のエリザベッタが、こんな遅い時間にも関わらず迎えに来てくれました😭😭
マジで助かった！！！
今回も勿論ここに滞在します。
いつでも来ていい、と言ってくれてて、
急に戻ると決めても滞在先には全く困りません。
このアパートもクレタ島同様、本当に良くしてもらっていて、
僕は基本的に人との出会いに恵まれてます😊
アパートに着くと、
ゴルダナが犬のレオと降りてきてくれました。
午前1時すぎてるのに、軽いご飯も作ってくれて、
本当に助かりました。
ありがとう！！
長い旅路から家に戻ってきたーー！！！
という懐かしい部屋。
世界の色んなところに我が家があり、
本当に幸せです。
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