ついに大会が終わりました。

誰もいなくなった受付。




唯一残っているのは、僕と、

同じアパートの一階にいるアイルランド人ドリアンとキーンだけ。

彼らとはつくづく縁があります😂



僕は今日明日サーブ練習だけして、基本的にはゆっくり休み、

明日の深夜の便でセルビアに戻ります🇷🇸


ドリアンが今週ずっと残るかもしれなかったので、ドリアンと練習しながら今週いっぱい過ごしてもいいかな、とも思っていたのですが、

彼もいい奴ですが信用するにはちょっと適当すぎたり、

更に今後を考えるとEU域内の滞在日数制限が結構シビアで、早めに出ておくことにしました。


他の大会に移動する選択肢もありましたが、

今回は大会を回り続けて半年、

結構疲れているのか、

すぐにチュニジアトルコの合宿生活に戻るイメージは湧きませんでした。


また真夏で多分自分に向いているコンディションではなく、

更に、出来れば夏はヨーロッパのクレーでプレーしたいと思っています。

決して得意なわけではないですが、やっぱりヨーロッパの夏はクレー。




アマーが出発して昨日から1人になったのに上手く寝付けず、今日はゆっくり起きました。


アマーはアパート暮らしは初めて、

他の選手に比べれば随分マシですが、

それでもゴミ出しやら掃除一つでも、なかなか気づけません。


彼が去ったので、ばちぼち部屋を掃除します。

大分サッパリしました。


向かいのステラの家には猫が良く登って休んでます。






すぐ吠えまくる隣の犬(奥)、

最近やっと通ると引っ込むようになりました。




全て終わり、午前中はゴロゴロしましたが、

セルビアでの練習環境など、出発までに、実は相当やるべきことがあります。


今回は前回滞在した時から僕のコーチになっているマルコがチュニジア遠征に行っていて不在で、

自分でそれなりに練習環境を整えな移動いけません。


セルビアでは国内大会のエントリーもあり、

その情報収集、登録やら、あちこち連絡しまくります。

今週から試合に出るため、ワイルドカードをもらったり、

早速かなり色んな人にコンタクト取っています。




一通り終えて、昼ごはんを食べたら今日も海へ、

とにかく海に行きたい。


ただ、午前中は晴れてた筈なのに午後に家を出てみると結構曇ってます。

計算外!

クレタ島では雲一つない日が殆どだったので、予報も見てませんでした。


下の階のドリアンとキーンに声をかけて一緒に行きます。


すごいスイカの食べ方している。



キーン



顔に模様(なんていうか忘れた、タトゥーみたいだけど暫くすると落ちるやつ)入れてます。



海へ。

海の脇にある池には亀が沢山住んでて、

ドリアンとキーンはずっと亀達と遊んでます。









今日も昨日と同じポイントから沖を目指します。

今日は沖の砂地まで行きたい!

僕は1人で泳ぎに行きます。


天気は悪いが関係ない!




入ってみると、今日はかなり濁っている!⚡️

曇ってるし、全然ボヤけていて見えません。

波も地中海にしては多少あります。


潮の様子だけ探りながら、少しずつ沖へ、

昨日で地形は把握しているので、見えなくてもそこまで気にはなりませんが、

うねりも多少あり、

昨日より先に行くとちょっと怖いです。

その感覚が海。


岩場エリアの昨日より結構先まで行ったのですが、大分行っても砂地まで辿り行かず、

海の中も見えないので、結構頑張ったけど戻ります。


ですが、戻ってきてドリアン達が見えたところで、

やっぱり行こうと、もう一度引き返して沖へ。


今度はあまり気にしないで、

一気にぐーんと沖へ。


そしたら…

いきなり視界が開けました!


ここだ、辿り着いた…!!!


今日は本当に濁っていて深さが全然分からない。

そんなに深くはないと思うけど、

岩場が途切れた先に深い深淵が口を開けてるみたい。


おおー来た。

しばらく浮いたり、深淵の方を眺めたり、

少しだけ先に行って戻ってきたり、

深淵を漂います。



魚は全くいない。

一羽だけ鳥が水面を走ったけどそれだけ。

全然生き物がいない。

すごく静か。

波が大きくうねっていています。


海ってやっぱり面白い。


ただ、ここに来るまで大分かかったので僕も長く水に入って身体が結構冷たくなってきたので、

ここで今日はおしまい。



でも今日で目的地の砂地に辿り着いた。


明日は一直線にここに来て、

ここで過ごそう。




十分泳いだら、のんびり自転車で帰って、

軽く飯を食って夕方にクラブへ。



サーブ練習!

イリアスが今日も手を振っていて、

好きなコート使っていいよ、と言ってくれます。


センターコートでサーブ練習。


チュニジアやギリシャで多くのプロが言っていた、

回転系のサーブの延長、特にスライスの感覚を残してファーストサーブを打つ意識を身につけようと思って、今週は練習していました。


これまで殆どスライスは打ってきていないので、

スライスをひたすら打って、

それを少しずつ厚くしていく練習。


そして、その延長でキックも打つ。

スライスをベースに、スイングの方向や当て方で、

基本的に同じ意識で全てのサーブを打てるようになる、

回転量の調節を行う練習。


薄めのスライス、厚めのスライス、フラット、

厚めのキック、キック

など、

様々なコースに打っていきます。


特に僕はデュースサイドのフラットのワイドが中に入ってしまい、ワイドサーブがないので、

スライスワイドサーブも今回意識して取り組んでいます。


準決勝でチチパスが非常に有効なスライスワイドサーブを打っていた印象がありますが、

ワイドスライスも、チチパス、ナダル、フェデラー みんな違うように感じています。

そうした色々なイメージを使って打ってみます。


僕は厚めのスライスサーブはナダルのファーストが1番イメージしやすいです。

今回、回転系を厚めに当ててファーストを打つ練習で、1番イメージしているのがナダルのサーブ。


確かに日本人プロは身長の問題でファーストにも回転をかけると話していましたが、

今回フューチャーズの試合を沢山見ていても、

外国人選手でも、いつもフラットを打つわけではなく、回転系のファーストを思った以上に使うことに今更気付きました。


そして、2つの球種を持つだけで、

これまで同じサーブを叩き込み続けていた時から、遥かに駆け引き、ゲーム性が増すと今更気付きました。


当たり前のことを、やっと体感しています。

上原投手が同じ投げ方から放たれる2つの球種でメジャーを生き抜いたのが思い起こされました笑

失礼なほどレベル違いますが、自分で感じるのが大事。


スライスを打ってから完全なフラットを打つと、

普段よりラケットが走ってフラットも良くなるような感覚もありました。


ただ先週までは、スライスを打っていると頼みの完全なフラットの確率、当たりが悪くなってきたので、

そこを両立できるかも課題です。




かなりサーブ練習して帰りました。


この数日の集中サーブ練習で、

スライス、フラット、キックのミックス、

土台にある共通の感覚は結構向上しました👍


サーブポイントを安定して沢山取れるために、

早く自分のスタイルを確立したいです。


明日は深夜出発なので、明日も少しはサーブ練習できたらいいです。



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