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苺ショートケーキのブログ

娘が公立中高一貫校を受験し、惜しくも不合格した日から、気づいたこと、考えたことを綴っています。
公立中敗退から3年後、目指す高校に無事合格を果たすことができ、今は娘は目指す大学の合格に向けて歩き出しました。そんな徒然なる思いを気まぐれに綴っております。

先日は、多くの方から、娘の志望校合格にお祝いのメッセージをいただき、本当にありがとうございました。
コメントを残されない方でも、このブログを訪問してくださる方の中には、娘の闘いを応援してくださっていて、合格を喜んでくださった方が多くいらっしゃるのでは…と思います。そういう皆さまに心から感謝の気持ちで一杯です。

と同時に、おそらくこの苺SCブログをご訪問くださる方の多くは公立中受検に惜しくも縁がなく数年後にリベンジを果たそうと前を向いて歩いている方々ではないかと思います。

娘の合格が、そうした皆さまの励みになった!♪という嬉しいお言葉も多くいただきましたが、それ以外にも励みにしていただけそうな事実がありますので
今日はそれについて書きます。

これは娘の中学でたまたまそうだった、というだけの話なのかもしれませんが、今回、娘の同級生で都立難関高に合格を果たした子のほとんどが、3年前に公立中高一貫校を目指したが縁がなかった、公立中敗退組(特にガチ受検組)であるということがわかってきました。
逆に、公立中敗退組でない子で、都立難関高に合格している子はほとんどいない、とも言えるぐらいです。

娘と同じA高に合格したのはもうひとり、男子。
その男子は、区立K中敗退組(B区分ですよー。あいつ、K目指してすっっごい勉強してるよ!と噂のあったガチ受検組くんでした。)でした。

また、別の記事でちらりと話題にした、今回6人も出願した人気のS高校、結果は勝率50%、3人合格で、いずれも女子だったのですが、そのうちのひとりは区立K中(B区分)敗退組、もうひとりは都立OS中敗退組でした。

また、もうひとり3年前に区立K中(B区分)に敗れた男子は、グループ作成校ではなく標準問題外校ですが、その最難関校の都立Tに合格しました。

そして、娘といま同じクラスで、生徒会でも一緒で、娘もいつもその頑張る姿に励まされた、学年トップと誰もが認める男子は、3年前の都立K中敗退組でしたが、そこから一筋、都立トップ高HBを目指して頑張ってきて、見事合格を果たしました。しかも(私立K成もK応志木も合格、でも辞退してHB高へ進学!!✨✨すごいっっ!)

世間で囁かれている、

都立K敗退→HB高→東大!?

コースというのは、本当に、定番になりつつあるのかも!!と思ってしまいました♪( 〃▽〃)


なぜ、こうも公立中敗退組が、高い確率で都立難関高の合格を勝ち取るのか…。

その理由には、私は、以下の3つがあるのではないか、と思っています。

①中学スタート時の時点の意識の高さ:
   公立中敗退組は、中学スタート時から、目指す学校のレベルを高いところ(少なくとも自分が敗退した高校以上のところ)にセットして、それに向かって勉強を始める。
中学校生活が楽しくなっちゃってもその目指すところは変わらず、常に意識し続けるから。

②中学受検のために養ってきた自主学習力、確実な基礎力:
  この自主学習能力というものはなかなか曲者ですぐに養えるものではないが、公立中敗退組はすでに持っており、中学に入った時点ですぐにテストなどでその力を発揮できる⇒学校内での自分の成績面での位置を高めのところに確立できる(←ココ大事!)

③今度は絶対に受かってやるぞ!という強い意志と根性を持ち続けられるエネルギー:
  特に受験勉強が本格的になる、中3秋~2月にかけての時期のメンタルに大きく影響してくる。


これに、もしかしたら、

④親の意識の高さ(^^;

なんてのもあるのかもしれません。


これまでも、小5や小6のお子さんをもつママさんたちから、
「公立中受検をすべきかどうか悩んでいる」
という相談を受けることがよくあり、
「本人がやってみたいと言っていて、受検結果だけにこだわるのでなく、中学に入ってからのことも視野に入れて考えるのなら、公立中受検の勉強をすることは絶対後々役に立つから、おすすめする」
と答えていた私でしたが、今回の娘の仲間たちの実績を見て、「公立中の受検をすること、しかもかなり本気で目指すことは、遅くとも高校受験でいい結果につながるのだ!!」と確信しました。

だから、今年、あるいは去年、一昨年、うちと同じように、惜しくも公立中受検で敗れたご家庭には、ぜひぜひ自信を持って、前に進んでいってほしいと思うのです。