昨日、都立推薦入試の合格発表、行ってきました。
残念ながら、娘の番号はありませんでした。
合格発表は夫と娘で見に行くことになったので、私はコッソリついていってカフェ待機してよう、なんて思っていたのですが、結局電車で最寄り駅まで一緒に行って地上に出たとこで別れました。
そこで私はA高から一番近いカフェベローチェで待機してる!と言ったのですが、地上に出たら、もうバラバラと、
「おそらく推薦の発表見てきて残念だったので即Uターンしてきた組」
と思われる親子なり、中学生ひとりなりが駅の方向へ戻ってくるではないですか。
そっか!番号なかったらソッコーUターンで、あたし、ベローチェでコーヒー注文する間もないんだ!!
…と気付き、道の向こうを見ると視界にA高を目指す夫と娘が。そうか、ふたりを目で追ってればどうだったのかわかるよな…。
と、校門を入っていく後ろ姿を見送りました。
そして、たぶん、10秒も経ってないくらいかと思われます。
後ろ姿を見送って本当にすぐあと、引き返して校門を出てくる夫&娘の姿が見え、全てを悟りました。
校門の前に信号があって、その向かいで私はふたりを待ちました。私の姿を見つけたふたりは、信号を渡ってきて、3人一瞬無言。
「なかったか…。番号。」
と聞くと、娘、
「うん、なかったわ」
「そぉっかー!残念っ。」
そんな会話を少しして、夫は打ち合わせに、私は中学校にまた戻る娘と中学校の最寄り駅まで一緒に帰りました。
この悲しいまでのあっさりUターン、3年前に、アホみたいな高倍率の合格発表を都立H中に見に行ったときのことをふと思い出しました。
でも、今回は、まあ、まだチャンスがあるということもあるけど、ショックも何もありませんでした。1度3年前にあまりに一瞬のあっさりUターンの物悲しさは既に経験し、消化しつくしているからかもしれません。そう!あっさりUターンにへこんでなんかいられるか!!(そういう意味で、公立中残念組は強いのです!)
番号がない、とわかった時点で、ほんとの本番まであと3週間の時計はチクタク動き出し、もうそれに向かって歩き出しているのです。昨日はあっさりUターン組=未来のA高同級生たちが、みな、そうした前向きな戦友たちに見えました。
推薦入試を受けて落ちた子は、ほとんどが一般入試を受けて再度同じ学校にチャレンジし、合格するのだと聞きます。それは100%ではないでしょうが、かなりの確率で本当なのだと思います。その理由は、
①もともと高い調査書点を持っている
(A高推薦の受検者の調査書点は平均40~45だと聞きます。調査書点がもともと低めの子は推薦は敬遠して私立&一般で勝負をかけてくる傾向あり)
②推薦で落ちたという悔しさ+より一層強まったその学校に行きたい気持ち=本気の本気モードの猛勉強3週間、で実力大幅にアップ
③推薦で形式が違うとはいえ1度その志望校で試験を受けていて、一般試験のときには2回目の試験となるため、初めての受験ほどは緊張しない
ということなのだろうと、私も思うのです。(③は、実際ほかの方のブログに書いてあり、なるほどー!と思いました。)
だから、わが娘は推薦だめでしたが、今後都立高校受験を控えていらっしゃる方には、自信を持って言います!
推薦は、玉砕しても、受けたほうがいいです!!
娘は、ほんとのほんとのスイッチが入ったようです。
昨晩も1時半まで勉強していました。
理社対策のために買った分野別問題集(中身大量にある)、いつやるのかなぁ~?と気になっていたのですが、それもようやく潰しにかかる模様。
話しかけられるのも今は憚られる空気が漂っています。
そうよそうよ!この本気モードが見たかったのよっ!
とくに娘は、実質、都立A高校+併願優遇校一校(昨日コンビニで受験料払ってきました(T^T)o)の2択受験で、都立上位校受験生たちが自信つけるために取っておく私立のそこそこ難関校受験もいたしません!(大門ミチコ風w)
ので、後がない!のです。
だから、本気だよね(^^;
本気にならざるを得ないよ、うん。
もう、私たちは、そばで見守っているしかありません。
次の本番に向けて頑張れ!R子っ!