†愛のからあげ劇場†

ぴんぽーん！ぴんぽーん！

「ねえちゃん、ぴんぽんなってるよ～」

「誰かしら～？もしかしてまたいつもの・・・」

「え～！やだよ～。ねえちゃん行って来てよ～」
「も～、しょうがないわねえ。　　はーい、今行きまーす」

「チカラ～、ちょっと来て～」

「なぁに～？」

「わ！何これ！」

「ドアあけても誰も居なくて、これだけ置いてあったのよ～。なにかしら？」

「リボン付いてるし、きっとプレゼントだよ！」

「そうかなぁ～；」

「絶対そうだよ～！ねぇ開けようよ、ねえちゃん！」

「大丈夫かなぁ？」

「だいじょぶだいじょぶ！開けようよ～！」

「う～ん、そうね、あけてみよっか」

「何かな♪何かな～♪」

「わーっ！！！！」

「モンタローだあああ！！！」

「あら～！良かったじゃない、チカラ～♪」

「うんっ！！」

「ねえちゃんすごいよ！これ、ずーっと欲しかったやつだよ！！」

「よーし！ＱＰモンタロー、これからよろしくなっ！あっちで遊ぼうぜ～」

「ふふふ♪良かったわね♪」

（チカラもあんなに喜んでるし、やっぱりただのプレゼントだったみたいね。良かった）

ガタッ

（ん？何？）

（この箱から・・？）

（空っぽだし、気のせいかな・・）

ガタガタッ

（えっ・・やっぱり・・）

「ふんっ！！」

（！！！！！！！！）

（こっ、これって・・）

「ふぅ～箱の中はなかなかしんどいな。どうだ？今日の登場の仕方は？」

「うわ～！やっぱり～～；！！」

「ん？ねえちゃ～ん？どーしたの～？」

「な、何でもないわ～っ；　気にしないでモンタローと遊んでなさ～い」

「は～い！　よし、モンタロー、次はあっちだ！」

「も、もう、やめてよグリーさん！　えいっ！　出てこないで～！」

「えいっ！えいっ！」

「わっ、何だいきなりっ；」

「今日はムントが来るんだからっ！グリーさんに邪魔されるなんて、そんなの嫌っ！」

「なんだ、そんなことか。それならこの私が２人のキューピット役になってやろうではないか」

「うるさい！やなこった！！大きなお世話！」

「もう、出てこれないように、鍵かけちゃえ！」

ガチャガチャ

「何をしているっ？冗談はやめろっ！」

「やなこった！誰にも邪魔させないんだからっ！」

「よいしょ、よいしょ」

「うわ、よせ！やめろ！」

「うるさい！ちょうどチカラはモンタローに夢中になってるし、問題はあとグリーさんだけなのっ！！せっかくムントと２人っきりになれるいいチャンスを邪魔されるなんてやなこったーーーっ！！」

どんっ。

「あ～～～れ～～～～ごゆっくりィィィィ！！！」

「これでよし、と。」

「ねえちゃーん？どこ～？オレ様が来たよ～！」

「は～い♪」

ちゃんちゃん★

＜出演＞

日高ユメミQP

日高チカラQP

グリドリQP

＜友情出演＞

モンタローQP

暇を持て余した～

うちだあやの～

あ～そ～び～