生放送の5分前にかかってきた娘の死を告げる女性からの電話から事件に巻き込まれるニュース番組のメインキャスターの人気女子アナウンサーを描いた韓国のサスペンススリラー映画『死を告げる女』

 

収録後に気になって電話の主を訪ねると母子の遺体を発見し、以来貞子ばりのその母親の幻影に悩まされ、他殺か自殺か、事件の取材を進めるなかで現れる怪しい精神科医、そして母親からの過度な期待に、離婚寸前の別居中の夫との関係、番組改編期も近い中での若手の美人キャスターとのメインキャスターのポジション争いと多くのストレスを抱える主人公が、度重なる失態を挽回するために患者に催眠療法を施していた怪しい精神科医を疑い、真相を探るべく深入りしていくと主人公に隠されたとんでもない秘密が明らかになっていくというサスペンスです。催眠療法とか過去に患者を死に追いやったこともあるといわれる医師とか、異常なまでに娘の仕事に口を出す母親とかミスディレクションを誘う要素も多く、こういうのが好きなひとにはある程度展開にはあたりも付く王道展開ですが、ホラー要素もあるいい感じのサスペンススリラーでした★★★☆70点

ちょっとネタがバレてからも王道過ぎて意外性がなく、終わり方はちょっと物足りないのが残念なところ。