主演の佐藤二朗が映画用に執筆した原作を実写化した、サイコバイオレンス映画『名無し』
白昼のファミレスで起こった無差別大量殺人事件の犯人と思われる中年男性の手にはあるはずの凶器がなく、防犯カメラにも写っておらず、その犯人の正体も不明で警察の捜査も難航するなかで、容赦なく見えない凶器で繰り返される大量殺人。やがて男の正体が過去に万引きの疑いで調書をとられた”山田太郎“であることがわかり、彼の家からは彼と幼い頃から一緒に暮らしていた花子の遺体が発見され、彼を追う警察をもその手にかけ、拳銃を奪い、大量殺人を繰り返す男・山田太郎の凶行はどんどんエスカレートしていくのですが、全編通してとにかく殺しまくるだけで、何が彼のサイコパスのスイッチをいれてしまったのか、なぜあんな凶行に至ったのかは今一つピンと来ないんですよね。。。
並行して明かされる過去の彼の少年時代の回想シーンから、コードでぐるぐる巻きに封印された右手で触れた”もの“は消えてしまい、その名を知る生物に触れるとその生物を壊してしまうと言う謎の能力をもつことはわかるのですが、なぜそんな力があるのかや、それは何のためのものなのか、なぜ花子を殺してしまったのかもはっきりしないので、何もわからないままなのもなんだかもやっとします。。。★★★65点
そんな手をもったことから名前も与えられず、不遇な生い立ちであったことはわかりますが、だからといって彼のやったことは許されるものではなく、彼の過去を知る国枝刑事(佐々木蔵之介)が厳しく言い放ったように確かに“クソ”ですね。。。
結局最終的に何の解決もしないままですし。。。














