今季の沢村賞が、オリックスの山本由伸投手に決まりましたね。
セ・リーグは該当者無し
まあ、満場一致というやつでしょう。
それ以外考えられない。
今季の山本投手は、
25登板18勝6完投勝率.783
投球回数193 1/3
206奪三振
防御率1.39
今のプロ野球で193イニング投げるって素晴らしいわね。
沢村賞の定義が
25登板15勝10完投勝率.600
投球回数200
150奪三振
防御率2.50以下
これが現在のプロ野球では厳しすぎてなかなか該当者が現れないとか言われて、ハードルを下げるべきだとか言う訳のわからん意見もあるようだけど、それには大反対
そもそもMVPとかと違い、別に毎年選ぶ必要は無い。
○○投手が10年ぶりに沢村賞に選ばれました❗ってのでええやん
伝説の大投手、沢村英治を記念しての賞なんだから。
特に最近はセ・リーグの投手のレベルは低すぎて
まあ、これは常々言ってるようにセ・リーグには指名打者制度が無いのですぐに代打を出されたりで完投が難しいし、投手が打席に立つことで報復を恐れて内角をえぐるようなボールを投げられないとか様々理由があると思いますよ。
もちろん一概に昔の投手とは比べられないけど。
40完投とかキ●ガイやろw
でも平成の中頃までは20完投くらいの投手はいたけどね。
巨人の投手の沢村賞で思い出すのは、斎藤雅樹でも西本聖でも、もちろん菅野智之でもありません。
昭和52年の小林繁かな。
あの年は、実は広島カープの
高橋里志投手が20勝で最多勝だったんだけど、選ばれたのは
18勝の巨人の小林でした。
小林はサイドスローで一見沢村賞とは縁遠いタイプだったけど、変化球でかわすタイプではなかったね。
そして、その後の二人の活躍を見れば小林で正解だったんだなと思いましたね。
高橋里志なんて、あの年だけだったもん。
そして昭和56年の問題ですね。
20勝して投手のタイトルを総ナメにした江川を差し置いて記者投票で沢村賞に選ばれたのは、全ての数字で江川を下回った西本聖でした。
あれは、ただの人気投票だったね。
ただでさえ西本は開幕前に奥さんが、ガス爆発事故で大火傷を負って日本中が西本を応援するムードだった。
その事件がきっかけで記者投票から昔の大エース様たちが選考委員に選ばれて話し合いで決めるようになりました。
その大エース様たちがまた、レベルが高過ぎてもうww
全員200勝投手だもんなあ。
もはや、今の日本プロ野球からは200勝投手が生まれることは二度と無いだろうねえ。
さて、日本シリーズはヤクルトが逆転勝ちで2勝1敗としましたね。
オリックスの逆襲はあるのか。
でも、やっぱり鍵を握るのは
外国人選手なんやねえ