ミルクさんのお気に入り



それは…



丸めた紙





「そこに紙が有るからよ」


ビリビリ中

残骸


あーあ、ビリビリです


ミルクさんはチンチラペルシャで青い目をしてます
生まれた時は真っ白の子猫だった様ですが、大きくなるとペルシャらしく頭が白く胴体がベージュになりました
うちに来たのは10歳くらいになってから
元々は親の飼い猫でした

暑い灼熱の国の猫らしく肉球を隠す様に毛が生えて、抱っこが嫌いです

暑がりなのか、構って欲しいけど抱っこは嫌いで 本人の方がもどかしくストレスが溜まりがちみたいです
「こっちに来てヨシヨシして」と遠くでゴロンと待つけど忙しくて中々して上げれないので結果的にストレスが溜まる

そして、ミルクさんは難病の持ち主
人間で言うコウゲン病です
自分の免疫が自分を攻撃してしまいます

昔の猫ちゃんはこの病気で口の口角がただれていたそうですが、最近は口の中がただれる症状が多いそうです
人間で言う喉ちんこの左右(風邪をひいたら痛くなる所)や、歯茎が爛れて赤く腫れてしまいご飯を食べるのが痛くて食べれなくなり弱ります

そうなると「お母さんは痛いご飯を出すあせる」とご飯を見ると逃げて行きます

この症状が1〜2ヶ月毎にやって来ては病院で注射を打ってもらいます

この期間がどんどん短くなる=注射に耐性がついて効かなくなるので、なるべく打た無い方が良いけど、ご飯を食べれないので弱る・酷くなりすぎると回復が遅い

なので注射を打ってもらうタイミングの見極めが難しいです

先月は ものもらいが中々治らなくて、口も痛そうになり病院に行くとものもらいも こうげん病の症状で、口に出てた症状が目に出てると言われました
目の上下に白い線が出てるのが見えますか❓
目の油が出る線に菌が繁殖して、脂が突起のように出てしまってます

今は亡き先住猫の代から猫ちゃんのものもらいも人間の目薬(ロートのオレンジ色の使い捨て目薬)であっという間に直して来ましたが、今回中々治らなくておかしいなと思ってましたが、治らないハズです
原因がこうげん病…


麻酔目薬をしてもらい、線を器具で絞り出してもらい目薬を貰って、2週間免疫を抑える注射を打ってもらって帰りました

2週間くらいしつこく良くならなかったものもらいが一気に治りました

ストレスがあまり良く無いだろうとは思うけど、球も取らないし、姉妹猫とは仲が良く無いし、中々構ってあげれない上に膝に乗るのが嫌いなペルシャ

楽しみはヨシヨシと、チュールと、ベランダと爪研ぎだけ
この紙のビリビリでストレス解消になってくれたら良いな