朝のニュースを一通り観終わると、一旦TVを消し、気持ちを切り替える私達夫婦。
各々が掃除機を掛けたり、布団を干したり、茶碗を洗ったりと
相手のやっていることを見ながら、自然と分担。
と、ここで、夫が音楽を掛け始める。
私にも好きな音楽はあるが、こういう時は夫が気分よく家事をしてくれているので、
感謝の気持ちを込めて、遠慮している。←?
何を夫が聴くかというと、当たり前田のクラッカーだけれど(古)
洋楽だ。←超・当たり前
1人鎖国状態の私は、(聴かない訳ではないが)、夫があれこれ出してくる楽曲は
知っているものもあるものの、「これ誰?」と聞いたところで結局わからないから、なかなか覚えられないという
鎖国スパイラル真っただ中の私である。というか、これ誰?と聞いても、返ってくる名前が、
発音良すぎてわからない(爆)
必ず、2~3回
「はい?」
と聞き返す私…![]()
「カーーーーーっ!だ~か~ら~!◎・◎・◎!!!」←ここで夫がカタカナ読みに変換
「あぁぁぁーーー、はいはい!」
となる場合もあるが、結局わからないと、二度と思い出せない。
「C'est pas compliqué non plus!!!(そんなにややこしくないでしょ)」
「っていうか、Mimiは知らなすぎ!(笑)」
と夫に言われた、数週間前。
「ほら、日本は周りが海だから
」と言い訳をすると、
「私の周りの日本人は、沢山知ってる人いるヨ?」
ヒ デ ブ!!!(北斗の拳)
昔、フランス語の先生にも同じようなこと言われたな…
(ちょっとトラウマ)
進歩していない、わたし…(笑)
夫は、洋楽以外にも気に入った曲があれば、Wikipediaですぐ調べたりするので、邦楽も少し詳しかったりする。
つい先日は、JUJUがTVで流れていて、英語が上手いという話題から
「だって、NYにいたんだよね」と小話までしてきた。
「86年といえば、尾崎豊さんが出ていた頃だよね。2年後には、Mimiの好きなB'zがデビューするね♪」
あの‥お国はどちらですか?![]()
「よくそんなに色々知ってるね~」と洋楽をあれこれと聴く夫に言うと
「お父さん、よく聴いてたからかな。」
なんと。
お父さん、ハイカラだな!
普通、(←何が普通かはさておき)、お父さんって言ったら
演歌と歌謡曲っしょ。裕次郎っしょ。←超昭和
“夫のお父さん”は、では何を聴いていたかというと
クイーン、ビートルズ、マイケル・ジャクソン、エルトン・ジョン、オアシス←大久保さんじゃないよ
その他色々、ソウル系からロック系まで幅広く聴いていたらしい。
じゃあフレンチ・ミュージックは聴かないのかというと、そんなことはなく、ゲンズブール、アズナブール…この辺はよしとして(何が)
いやほら、フランス語学校って、大体この辺のミュージシャンのことに触れたりしません?(あとピアフとか)
それで、夫がよく流している「お父さんが聴いてたソング」でちょっとびっくりしたのが
フランシス・カブレル
この人、そんなに昔の人だったんだ~⁈
と、音楽聴いていて思ってしまいました。
曲だけ聴いていると、あまり昔っぽくないというか…。
いいじゃんいいじゃん、いい声してるじゃん!と言うと、本人の画像を見せてくれてビックリ。
若者ではなかった。(そりゃそうか)
ご存知の方々、本当にすみません
。
今、Wikipediaで載せようと思ったら、日本語ページが出てこず…
代わりに、フランシス…コザビエルがヒットしましたよ。
ズコーーーーっ
いやはや…うちのお父さんと、聴く曲のギャップがありすぎて(笑)
年も10歳くらい違うから、と言えばそれまでだけど。
夫のお父さん(または義父という)、凄すぎ伝説が、また1ページ増えたのだった…。