最近買った、この絵本…





かなり泣けてきます。





それまで、ママ(飼い主)のお膝を独占していた猫が、ママに赤ちゃんが出来て、いつもお膝に抱っこされるのが赤ちゃんになってしまう…まるで一人目の子供の気持ちを表しているかのような、切ないお話です。「わたし、もう一人でできるもん。だから、お母さんのお膝、貸してあげる。」と強がる猫ちゃん。

だけど、本当は誰よりも、お母さんのお膝の心地よさを知っていて、本当は、とってもその場所が恋しい。




赤ちゃんは、一人で何も出来ないし…だからお母さんを貸してあげる。





だけど、たまには私も抱っこして欲しい。





…これを読んで、逆に長女にスイッチが入ってしまって、赤ちゃん返りをするのではないか?と心配すらしたのですが、話題になっていた様なので、試しに買って読んでみました。





幸い?目立った赤ちゃん返りはありませんが、何か感じるのか





ここ最近、寝る前に読む本に、こればかり選んできます。





そんな時は、ギュッとしてヨシヨシしてあげてます。






進級もして、乳児クラスから幼児クラスへ移行し、保育園での生活も





「やってもらう」から「自分でやる」方へと徐々に変わり





本人も「お姉さんだから」と自分で言っていますが





ある意味「お姉さんにならざるを得ない」状況に無理させてないか?なんて考えることもあって。





頼もしくもあり、切ない気持ちにもなる…そんな4月を迎えています。





こうして、毎日寝る前に本を読んであげる様になってから、どのくらい経つんだろう…。

妊娠中は、そんな風にできなかったかも。

もしかしたら、退院してからかな?(←もう記憶があやふや)





以前は何冊も何冊も読んでも寝ませんでしたが





ここ何か月(だからやっぱり退院してからかな?)一冊読んであげただけで





ちゃんと寝る様になりました。





「おーしーまいっ」と言うとそれがスイッチになるみたいで





その後、「お休み~」と言うと





「おやすみ。Bonne nuit!(お休みのフランス語)」





と言ってくれるので




「Dors bien, fais de beaux rêves!(よく寝て、いい夢みろよって…慎吾ちゃんの様ですが)」





等と言って、ビズ(ほっぺにチュ)をし合って寝ています。





2人目の子供が出来て、なるべく上の子に寂しい思いをさせない様にというのはよく聞く話ですが





本当にそうだよね、と気づかせてくれる一冊でした。





まだまだ、お世話になりそうです。


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