日本での生活、特にフランス語を離さなくとも困ることもなく…日々、語学力の低下は感じているものの。
人の語学力(日本語を話そうとする夫)は気になる、今日この頃。
自分の心が小さいと思う瞬間でもあります。笑
「日常会話程度は話せます」
等ということは、フランス語を勉強し始めの頃によく耳にした言葉ではありますが、実は、この日常会話がとても厄介なのではないか、と思ってしまいます。
出産の時も、腰をさすって!とフランス語で言えず、日本語が解る母や看護師に言う方が手っ取り早いと思ったことがありましたが
今で言えば、子供の様子を話す。
例えば「最近、目をパチパチさせるんだけど、視力でも悪いのかな?チック症かな?」
チック症…普段は出ない言葉ですが、こんなたわいもない話でつまづいて。
ウィキペディアで調べましたが、フランス語が出てこなかったような気がします。
どなたかご存知でしょうか。
また、出勤前の忙しい時間、娘の膝裏などの赤く腫れているところに、小児科医の指示通り、ステロイドを塗って、亜鉛華軟膏をぬって、ガーゼで包んで、包帯…という作業を、ステロイドはフランス語でも同じなのですが、亜鉛華軟膏や包帯のフランス語を調査不足だった為に慌てたり。
はたまた、夫が職場で昔、日本人舐めんなよ!と怒鳴られたらしいのですが、真顔で
「舐めんなよって調べたけどペロペロ舐めるというニュアンスしか、出てこなかったんだけど…何?」
と尋ねてきたこと。
医療関係から、そんな砕けた会話?まで、まさに日常会話の範囲は広く…
私達の会話力に、いつもハッとさせられます。
そんなことを、冗談混じりで吹き飛ばせる時もあれば、自分達が忙しいと、そうできない時もあり。
たまに振り返って、自分達にエールを送りたい。
今朝はそんなことを感じています。