昔から
「Comme tu veux(好きにして)/Si tu veux.(もしそうしたいならどーぞ)」
が口癖だった夫。
夫だけではない。
フランス人は実によくこの表現を使う。
きっと彼らからしてみればごくごく普通で、ある意味優しささえこもった表現なのだろうが、私はフランスのパティスリーで販売員として働いていた時から、この表現が好きになれなかった。
沢山注文を承った同僚が、一生懸命ショコラをパッケージしていたので
「Tu veux que je t'aide?(手伝おうか?)」
と尋ねると、大体
「Si tu veux.(そうしたいなら)」
と言う答えが返って来ていたのだ。
それはフランス人からしてみるとごくごく普通の会話のやり取りなのだが、
日本人からしてみると
「え?そうしたいなら??(うん、ありがとー、じゃないの?)」
となる。
これは、カチンっとせずに受け入れられるようになるまで、時間が掛かった。
なので、そんなことを何か尋ねるたびに言う夫に
「Je deteste cette expression!!(その言いかた大っ嫌い!)」
と言うと、
「Ummm...Comme tu le souhaites(うーん…お望みの通りにどーぞ)」
←自分なりに言いかたを変えたが、大して変わらない
「C'est pareil!(同じだよ、それ)」
…こんな感じで、私が嫌だ嫌だというので
最近は夫の口からあまり聞かなくなった。(すいませんねぇ)
その代り、夫が口にするようになったのは
「オマカセデ!」←同僚から習得した日本語、「お任せでっ」
…まぁ…結局同じなんだけど(笑)
本当にどっちでもいいんだろうなぁと、最近は思うようになり
好きにしてる私であります。
けど、そんな人任せ(?)な夫も
自分の意見を言う時もある。
なので、私は普段は本当にどっちでもいいんだけど、これだけは譲れない…
的なものがあるんだろうな、と
夫が自分の考えをしっかり述べる時で、なおかつ自分がそこまでこだわらない場合は
優先的に夫の意見を取り入れるようになった。
最近で言うと、例えば
べビーカー!!!(←ここでやっと本題に入る)
アップリカか、コンビか、どっちかだろうなぁ…
と漠然と考えていた私に
「コンビがいーよぉ。」
「なんで?」
「見てると皆コンビだよ?(←街ですれ違うママさんをチェックしていたらしい)」
最初は
「タカイヨ!On verra!(まぁまた今度でいっか!)」
と連発し、先延ばしにしていた夫も、いよいよ期限?が差し迫ってくると
「ベビーカー買いに行こう!」
となり、実際にベビーカーを押したり引いたり、店員さんの説明を聞いたりしていると
やはりいいものが気になってくるらしく
「Moi, je prends comme ça(僕だったらこれかなぁ)」
なんとまぁ、4万円で高いと言った夫と、今、目の前で6万円のベビーカーを指さす夫は同一人物でしょうか?!…みたいな変わりよう(笑)
「Moi aussi.(あたしもそれが良いっ) Mais c'est cher, quand même.(でも高いよね?)」
念のため確認した。
「マ、ショガナイッ」
すごい。
我が子の力って。
ただ、このベビーカー…重いのが難点。
アタシ一人の時はちょっと頑張んなきゃみたいな重さである。
女の子だからピンクも可愛かったけど、夫はめずらしくここでも自分の意見連発。
「Moi je prends comme ça.(僕だったらこれかな)」
次に男の子が生まれるかもしれないことを想定して、どっちでもいける色を選んだ。
ま、確かにね。
わかるけどぉ。ぴんく… … …
と思いつつも、やはり大きな買い物。
次が男の子かもしれないことを考えなくては…
と、私がここで妥協。
そして、結局
インターネットで買えば安いかもしれないし、宅配してくれるからいいよね?
と言う話になり…私たちは店を出たのだった。(お騒がせな2人)
今って、色んなベビーカーがあって、どんどん進化していくから
良いもの良いものって、きりないんだけどね…
初めての子供の時って、なんか張り切っちゃうんだろうね。(←それ私たち?)
「Comme tu veux(好きにして)/Si tu veux.(もしそうしたいならどーぞ)」
が口癖だった夫。
夫だけではない。
フランス人は実によくこの表現を使う。
きっと彼らからしてみればごくごく普通で、ある意味優しささえこもった表現なのだろうが、私はフランスのパティスリーで販売員として働いていた時から、この表現が好きになれなかった。
沢山注文を承った同僚が、一生懸命ショコラをパッケージしていたので
「Tu veux que je t'aide?(手伝おうか?)」
と尋ねると、大体
「Si tu veux.(そうしたいなら)」
と言う答えが返って来ていたのだ。
それはフランス人からしてみるとごくごく普通の会話のやり取りなのだが、
日本人からしてみると
「え?そうしたいなら??(うん、ありがとー、じゃないの?)」
となる。
これは、カチンっとせずに受け入れられるようになるまで、時間が掛かった。
なので、そんなことを何か尋ねるたびに言う夫に
「Je deteste cette expression!!(その言いかた大っ嫌い!)」
と言うと、
「Ummm...Comme tu le souhaites(うーん…お望みの通りにどーぞ)」
←自分なりに言いかたを変えたが、大して変わらない
「C'est pareil!(同じだよ、それ)」
…こんな感じで、私が嫌だ嫌だというので
最近は夫の口からあまり聞かなくなった。(すいませんねぇ)
その代り、夫が口にするようになったのは
「オマカセデ!」←同僚から習得した日本語、「お任せでっ」
…まぁ…結局同じなんだけど(笑)
本当にどっちでもいいんだろうなぁと、最近は思うようになり
好きにしてる私であります。
けど、そんな人任せ(?)な夫も
自分の意見を言う時もある。
なので、私は普段は本当にどっちでもいいんだけど、これだけは譲れない…
的なものがあるんだろうな、と
夫が自分の考えをしっかり述べる時で、なおかつ自分がそこまでこだわらない場合は
優先的に夫の意見を取り入れるようになった。
最近で言うと、例えば
べビーカー!!!(←ここでやっと本題に入る)
アップリカか、コンビか、どっちかだろうなぁ…
と漠然と考えていた私に
「コンビがいーよぉ。」
「なんで?」
「見てると皆コンビだよ?(←街ですれ違うママさんをチェックしていたらしい)」
最初は
「タカイヨ!On verra!(まぁまた今度でいっか!)」
と連発し、先延ばしにしていた夫も、いよいよ期限?が差し迫ってくると
「ベビーカー買いに行こう!」
となり、実際にベビーカーを押したり引いたり、店員さんの説明を聞いたりしていると
やはりいいものが気になってくるらしく
「Moi, je prends comme ça(僕だったらこれかなぁ)」
なんとまぁ、4万円で高いと言った夫と、今、目の前で6万円のベビーカーを指さす夫は同一人物でしょうか?!…みたいな変わりよう(笑)
「Moi aussi.(あたしもそれが良いっ) Mais c'est cher, quand même.(でも高いよね?)」
念のため確認した。
「マ、ショガナイッ」
すごい。
我が子の力って。
ただ、このベビーカー…重いのが難点。
アタシ一人の時はちょっと頑張んなきゃみたいな重さである。
女の子だからピンクも可愛かったけど、夫はめずらしくここでも自分の意見連発。
「Moi je prends comme ça.(僕だったらこれかな)」
次に男の子が生まれるかもしれないことを想定して、どっちでもいける色を選んだ。
ま、確かにね。
わかるけどぉ。ぴんく… … …
と思いつつも、やはり大きな買い物。
次が男の子かもしれないことを考えなくては…
と、私がここで妥協。
そして、結局
インターネットで買えば安いかもしれないし、宅配してくれるからいいよね?
と言う話になり…私たちは店を出たのだった。(お騒がせな2人)
今って、色んなベビーカーがあって、どんどん進化していくから
良いもの良いものって、きりないんだけどね…
初めての子供の時って、なんか張り切っちゃうんだろうね。(←それ私たち?)