今日は週に一度の買出しの日♪
この日をどれだけ待っていたことか!!!
夫の両親は大きなワゴンを、そして夫と私はそれぞれ、キャスターの付いた“ちょっとだけ普通のより大きな買い物カゴ”を手に取った。
店に入るなり、待ってたのは"Joyeuses Paques(イースター、おめでとう)!!"の大きな看板♪
普通のコンビニより大きな売り場が、うさぎや卵の形をしたチョコレートで埋め尽くされていた。
※イースター(フランス語ではPaques)とは、キリストの復活祭のこと。
春分後の最初の満月の翌日曜日
ヨーロッパやアメリカでは、大切な行事の一つです。この行事が来るとようやく、「春が来たなー」という雰囲気になります。
この時期は、街のお菓子屋さんのショーウィンドーはウサギ(多産?)や、ベル(神の声?)、卵など、復活祭にちなんだモチーフのチョコレートでいっぱいに!!!私はこの時期のお菓子屋さんやチョコレート屋さんが大好きなのです♪
(…なーんて、知識が中途半端で詳しく説明できなくてすみません
ま、詳しくはウィキペディアでどうぞ!)
「ねぇねぇ、今年のイースターってさ、24日だよね?」
「Ben non,(違うよ!!) 25日の月曜だよ!」
「え、日曜だよ!!」
「何言ってるの、月曜だよ!僕の方が知ってるって、わかるでしょ?」
「違うよ!だって、お菓子屋さんでイースターやる時はいつも日曜だったし、私が20歳の頃から、イースターは日曜だったもん!(←意味不明)」
2人とも引き下がらず…
後でママに聞いてみた。
「日曜だよ!(サックリ)」
「・・・」
「Ben... C' est toi qui a raison, alors(じゃ、君があってたってことか!)」
どうも次の月曜日が祝日になるらしく、勘違いしていたらしい。
へっへーーんだ♪(←くだらない喧嘩に勝ち、嬉しそう)
そういえば、昔聞いたけど…
“子供たちのために卵を隠すのよ”って、イースターの時期、フランス人が言ってた。
「ねぇねぇ、イースターの時って、卵隠すんだよね?」
「Oui, eh ben?(そうだけど?)」
「それで、子供たちが探すんだよね?」
「そうだよ。」
「それで、探してどうするの?」
「食べるんだよ!」
「その後は?」
「C' est tout!! (それだけだよ!!) やったことないの?」
「うん」
「昔はよくおじいちゃんとおばあちゃんの家に行くと、チョコレートを庭の木や草の陰に隠して、探したんだ!今はもう皆大人になっちゃったから、やらないけどね。」
今度、夫のママがミサに行くらしいので、着いていこうかと思っています。
…
そんな訳で、そのチョコレート売り場に長いこと居た私達。
カゴはチョコレートで溢れ…(一応、お土産も含む)
「食いしん坊の買い物ね!」
と言われ…(買い物カゴがお菓子類でいっぱいだった)
こんな調子だと、その後のパリ散歩がちょっと心配になるのでした…