昨日は、秋から冬の間アパルトマンに住んでいる夫の祖父母を、春から夏にかけて住んでいるカンパーニュ(田舎)まで車でお見送り♪



車2台で、お引越し。

私達は、叔母の車に乗り込んだ。

ママは用があり、一緒に田舎には行かなかった。



街の景色から、懐かしい牧草地帯を抜け…

タンポポは一面に咲き乱れ、景色はすっかり春の色。



1時間以上車に揺られ、すっかりうっかり、夢心地の私。



…気付いたら、メメとぺぺ(おばあちゃん・おじいちゃん)の家に着いていた。



冬の間、生活していなかったこの家はうっすら埃をかぶり、それを守るように布があちこちに掛けられていた。

落としていたブレーカーも上げ、庭の端にある、水道の元栓をあけた。



ザザザーー!!!



「ストーーーーーップ!!」



元栓を開けたと共に、シャワールームで水が吹き出してきた。

大慌てで夫がねじを締めに行き、その後パパが応急処置。



業者に電話するも、留守電に…

一先ず、必要ない時は水道の元栓をしめるということで、一件落着。(←と言っていいのだろうか?)




ガレージから、テラスに置くテーブルや椅子を出して、セッティング。



ようやく私達はペペとメメに挨拶をし、帰路に着いたのでした。



…が…


叔母のダイナミックな運転と、舗装し切れていない、パッチワークのようなアスファルト、マンホールがいたる所にあり、そこを通る度に車が大きく揺れ…



その上車の中が、バニラのような甘い芳香剤…



グエェーーーーッ



気持ち悪くなってきたーーー叫び




うっすら、気付かれないように窓を開けた。

東京の道は、もう少し滑らかだったと思うけれど…?(どうだったっけ?と思いながらも、そんな事はどうでもよくなってきた。)




窓の上にある取っ手に摑まり、これ以上体が揺れないように体を起こしてみたりしながら、うっすら開いた窓から流れてくる、微かな空気を鼻からいっぱい吸い込んだ。



もう無理かも・・・・




意識が遠のいてきた頃、ようやく叔母の家に到着。

ここで夫のママと落ち合う事になっており、そこからママの車で帰ることになっていたのだ。



ふぅーーーーー



ここで一息できる!



…と思った瞬間、ママが到着。

一息つく間もなく、ママの車へ移動し、朦朧とする意識の中、何とか家にたどり着いたのでした。