街で出会ったフランス人とのたわいもない会話で、国籍の話が出たとたん、大抵
「え、日本人なの、やっぱり!!? ピュターーーーン!!!(うっそ、まじで)」
「で、どうだった?地震!!!どこにいたの?」
など、初対面の人に根ホリ葉ホリ聞かれる運命になる。
リビアのニュースで最近は大部分を占めるフランスメディアだけれど、やはり日本のニュースもまだまだ注目されており、近所でも「里帰りしてきた」と、噂が一気に広まるようだ。
夫も夫で、初めての地震が大地震だったからか、そういったフランス人の質問に
「超揺れたよ!!家にいたらさー、これこれこーで、あーだったんだ!」
と、大変そうに(まぁ、大変だったけれど)話すから、話がどんどんヒートしてくる。
それで今日少し驚いたのが、フランスの学校で(聞いたのは中学生)、不登校の生徒が何人か出ているという。
それも、放射能がフランスに届いたから、親が外に出さないようしてるとか…
多くのフランス人が「これがもしフランスで起こったら」説を
「皆パニックになって、泣いたりわめいたりして、サルコジはもうすぐに立場を追われて、暴動が起き、皆アジアに逃げるだろう」
と唱えて(?)いるが、あながち嘘でもないかもしれない。
報道の仕方も、国によって違いがあるし、それを見比べているとなんだか頭が混乱しそうになるけれど、どこかちょっと一歩下がって色んな情報をしっかりキャッチできたら良いんだろうな。