8月22日(日)


メイクの件で一件落着した私たち。

午後は湖の街、アヌシーへ!!




キュイーーーーーン!!車 キュイン、キュイーーーーーン!!!!


キキィーーーーーッ!!信号機


ッッぴたっ!!駐車場



ぐえぇぇ~っ…き、気持ち悪~…ドクロ



フランス人って…なんで皆(あ、失礼。)運転荒いの叫び

ただでさえ山道なのに、時速90キロって・・・なんっすか?

ほんでブレーキかけるタイミングがギリギリだから、キュッと止まって、ウっとなる。( トシチャンか?〉


いつだか、エズに行ったときも、バスの運転手があの山道を時速 70キロとかそのくらいで走ってたっけ・・・。



市街からちょっと離れたところで車を停め、ベビーカーを引きながら湖へ向かう。



「こっちにLac(湖)って書いてある!」と、友人。

「おぉ、ホントだ。」



ノーン!!! こっちよ!あたし、知ってるんだから!!」



道に書いてあるパネルとは反対方向に向かっていく、友人彼女。



Mais non!(違うって!!)こっちっだって書いてあるじゃん!湖はあっちだよ!」と、友人。

「そうだよそうだよ!」←夫も参戦



ノン!! こっちなんだから!!!」


そう言って、一向にに引かない3人組。



結局は彼女の勝ち。



「はいはい。シェフ(ボス)の言うとおりにしよう。」

←負けても皮肉は言う夫。



ひたすら歩く事数十分?(十数分?)



太陽に照らされ、宝石のように輝く湖が見えてきた。

皆楽しそうに泳いだり、足を浸けたり。

犬まで楽しそうに泳いでる。




ふと、ある飼い主が、フリスピーなるものを湖に投げると、キビキビした筋肉質の犬が勢いよく泳いで行き、瞬く間にフリスピーを捕まえ飼い主のところへ戻ってきた。



「おぉぉーーーーーーゥッ!!」



みんな思わず拍手。クラッカー



すると、それを見ていた、別の飼い主Bが、『うちの犬だってできるわ!』

と、まねをするも、ブルドッグのずんぐりした犬は仁王立ち。



痺れを切らした飼い主Bは…なんと、嫌がる犬の首輪だけを掴んで、無理やり湖で泳がそうと中に入れたのだ!!!!



アゥゥッ、アゥーーーーッ!!!あせる



バシャバシャと必死にもがくブルドッグ。

首輪だけを掴む飼い主B。

もはや首吊り状態で、周囲の人たちの空気が止まった。



すると、飼い主Bの旦那様らしき人が、

「おいっ!何してんだ!!? やめろよ、危ないじゃないか!!」


と、猛烈に怒り出した。



…こうして一命(?)を取り留めたブルちゃん。

そして気まずそうな飼い主B。



…私たちも、ひっそりとその場を後にしたのでした。



その後旧市街へ散策。

バカンス期間と言うこともあり、街は旅行客で大賑わい。

こんなにワイワイしたアヌシー、初めて。(って言っても、2回目だけど。)



定番のアイスクリームに、サンドイッチを頬張り、そんなこんなでもう夕方。

早々に家に帰り、一休みした後荷物をまとめ、友人に見送られる中、電車でリヨンに帰った私と夫なのでした・・・。