今週は長かった…それも一旦一区切り。
今日は貴重な貴重なお休み。

8日間働いて、昨日は無事に仕事を終えて、皆にメリークリスマス言って、大事にケーキを抱えて帰った。今年は、この不況で、家でクリスマスを過ごす人が多いんだってね。
我が家も、両親と今日はケーキを食べます。

フランスでは盛大に家族でお祝いをするクリスマス。
イブの夜から始まる宴は、深夜零時、乾杯と共に一人一人にビズ。(ほっぺのチュ)
そしてラスト、ビュッシュ・ド・ノエルを食べるの。
そんなパーティを親戚の家でしていた彼が帰ってきたのは夜中の2時。日本時間では今朝の10時。

彼の帰宅を待っての待ち合わせ。
ウェブカメラをオンにすると、複数の声が。画面の向うには、彼の家族全員が座ってこちらを見ていた。

Joyeux Noël!!!

さぁ、開けて!

頑丈にテープでとめられていた封を開けると、最初に目に飛び込んできたのは
ひらがなで私の名前が書かれた封筒。
実は彼、私を驚かせようとコッソリ日本語を習い始めていたの。
(途中でわかっちゃったけれど)

中のカードには、家族全員のサインとメッセージが。

彼のプレゼントは、アディダスのスニーカー。おっと!Pépito(ペピトっていう、フランス滞在中大好きだったチョコがついたクッキー)が4箱も!!
丁度スニーカー買いたかったからラッキー!靴のプレゼントって、難しいけれど、スニーカーだし、サイズもピッタリだった。

前回、彼の誕生日プレゼントにお金がかかっていたのを気にして、彼が今回は同じくらいの金額でとリクエストがあったから、困った。手編みのマフラーなんて、原価そんなにかかんないし。
ハートゥだよ、ハートゥ!(ちょっとエドはるみが思い浮かんじゃうけど)
って言うわけにもいかず、「じゃ、予算一万円で。」って言った。
「は?一万円?それだけ?」と言う彼に、「そう、それだけ!」とサックリ。
「まぁ、お金貯めなきゃいけないし、いっか。」って言っていたけれど、相当プレゼント迷ったらしい。

それに驚いたのが、彼の両親からのプレゼント!

チョコレートフォンデュ・グッズとチョコレート菓子のルセットがセットになって、豪華絢爛?な箱に入っていた。

ウォーーーーー!!!何これ、マジで??!思わず日本語で絶叫の私に、

Mimiはなんて言ってるんだ?
パパの声。

C'est incroyable!!(信じらんなーい!)って言ってるんだよ。

ちょっと日本語がわかるようになって自慢げな彼。
ホントはすごく感激して、涙出そうだったけど、必死にこらえてちょっとドサクサに紛れて溢れる涙を拭いた。

そして彼の番。

ちょっと恐縮してきた。
そのマフラー、ちょっと返品してくんない?って言いたかったけれど。

弟や妹が、マフラーを見て
ヒューヒュー!!

と冷やかしていた。
その場で巻いて、

C'est beau!!(綺麗だねー)ありがとーー!

と言ってくれたけど、何しろデビュー作。でもま、いっか。
他にウケ狙い的な細かいもん色々と、大好きな(彼が)宇多田ヒカルのCD入れといた。

じゃ、そんな訳で、かいさーん!
それぞれが私に挨拶して、自分の部屋に帰っていった。
彼も眠そう。

じゃ、8時間後ね!

あ、でも今日皆で夜ケーキ食べるんだ。

いいよ、待ってるから

じゃ、おやすみー

クリスマス。
いいことひとつ、増えました。