7/19は、藤井聡太七冠の誕生日だった。

心より、お祝い申し上げます🎊




7/17,18に行われた王位戦第2局は負けだった。

第1局は先手番だったが千日手となり、指し直し局は負け将棋を土壇場でひっくり返しての辛い勝利となった。



正直、かなりショックだ。今までの藤井七冠らしからぬ将棋で。低レベルな観る将が口にすることではないけれど、まるで3連敗でもしたような感覚に陥った。

もちろん、渡辺明九段だって満を持してのタイトル挑戦であり、どれだけ研究をされてきたことか。こうでなければ!とも思うが、「いち推し」としては悲しいのである。

負けた日のネットニュースは読むことができない。しばらくてから、読む。




将棋連盟にプレゼントを贈ることまではしない程度の「推し活」だが、藤井七冠と人生という時が重なったことがありがたい。




2017年の冬から酷いめまいに襲われ、2年くらいはリビングに布団を敷きっぱなしにして、寝たり起きたりの生活をしていた。起きてることも、目を開けていることもままならなかった。




第一次藤井ブームをデビュー当時の29連勝とするならば、その頃から見始めたことになる。連勝が途切れた後はテレビで連日放送されることもなくなったので、AbemaTVで見るようになった。



めまいで横になっていても、将棋の「し」の字も知らなかったから、解説を聞いていても全く分からないので、かえって脳を使わないで楽だった。

ただ聞き流していたが、分からないのに解説者(棋士)の雑談?が面白くて😂

時々目を開けては、画面に映った対局場面を見ていた。そこには、まだ幼さをたたえた藤井聡太七冠の姿があり、いつしかどんどん惹かれていった。




昔はテレビで放送される野球といえば巨人戦だったので、巨人が好きか嫌いかに関わらず、巨人軍の選手ばかり詳しくなったものだ。AbemaTVでも藤井七冠の対局がメインで放送されていたので、ファンになったのかもしれない(笑)AbemaTVで放送される対局を見て、対戦相手である他の棋士を徐々に覚えていった。今は、ダントツの推しは藤井七冠だが、他の棋士にも魅了されている。




振り返ってみると、抗がん剤治療の副作用よりも断然めまいの方が辛かった。

絶望もしたし、お先真っ暗という心境を救ってくれたのが「観る将」。その「観る将」は、藤井七冠抜きではあり得なかった。




こんなにながく推し活が続くとは思わなかったので、自分でもびっくりしている。

人生の晴れ、曇り、雨、嵐…いろんな時がある。

藤井七冠の、そして私の人生も、


「雲外蒼天」!!






親子ロロマクラシック。美しい🤩