幡野広志さんを知ったのは、写真をはじめた友人がXをシェアしてくれたのがきっかけだった。

友人いわく、「幡野さんのがんは、死が確定してるからね…」と。

死は生きている人は皆確定しているが、私が子宮体がんで死ぬかどうかはまだ分からない。確定してはいない。



https://x.com/hatanohiroshi/status/1782946640653169036?s=46&t=NORFaRgm4Ijh6qYteDF8Ww


ぼくとおなじ病気で、ぼくよりもすこしはやく治療をはじめた友人が亡くなった。


写真展にも何度かきてくれて、治療の苦労をしゃべったりした。


がんになってからできる友人は、おなじようにがん患者さんだったりするので、亡くなった友人は6人目だ。みんな同世代だ。いつも心が揺らぐ。


生きることは素晴らしいことだけど、それは苦痛がなく自由が保障された場合だよなぁ……とか


今日が人生最後の日と思って必死には生きられないし、誰だって明日も生きていられるって信じてるから安心して今日をすごせるんだよなぁ……とか


いろいろ考えている。



しんどいよなぁ、これ。

生きることは素晴らしいし、命の限りを身をもって知ることで、よりきらめきを知ることもあると思う。

でも、それはやはり「安心」が大きい。死が少しでも遠くに見えていた方が、やっぱりいいかな。死が近過ぎると、きらめきも涙越しに見えるような気がする。

「明日死んでもいいように生きる」とよく言うが、現状が健康である限りやはり無理なんだよね(笑)そのつもりで生きていたとしても、全然そのように生きてなかったことを知る。






幡野さんは料理をするのもお好きなようだ。

米一合を150gとして量って炊くことにしたのも、幡野さんのポストを読んでから。羽釜で炊くことをオススメしているが、そこまでは手を出していない(笑)

私でも実践できる料理ポストを、また見つけた👇



https://x.com/hatanohiroshi/status/1777460099218579510?s=53&t=NORFaRgm4Ijh6qYteDF8Ww


豚汁に大根入れたかったけど家になくて、買い置きしてた切り干し大根入れたら旨味が爆発してとんでもなく美味しい豚汁が出来た。嬉しみ。





キャベツと切り干し大根のスープを作るために、沢山の切り干し大根を購入したのだがしばらく作っていない。






☝️これを2袋購入したのだ。

豚汁大好き!切り干し大根も消費できて、美味しいとくればやるっきゃないだろう。







冷凍きのこミックス、たっぷりごぼう、人参、玉ねぎ、たっぷり切り干し大根、豚肉、にんにく。煮干しや鰹節などの出汁系はなし。ここに冷水を注いで、極弱火でじっくりと沸騰させた。

七味を振って食べたが、いや〜、簡単だし美味しかった。見た目は茶色だったけど、更にネギや豆苗などを加えれば最高だ。





退院して抗がん剤治療が終わった2ヶ月後位まで、まともな食事が少なかった。副作用でまともに料理ができず、カップ麺や冷凍食品などを沢山買い込んで凌いできた。

その反動のせいだろうか、今はがん前よりお惣菜などを買って済ませることがかなり減った。

元々外食は少ないが、いわゆる中食を利用する頻度は結構あった。お惣菜が好きというより、自分以外の人が作ったものを食べたくなるというのか。

抗がん剤治療中は、食欲はあるのに食事が作れないので、レシピ本など衝動買いをしていたなぁ(笑)




基本は美味しいご飯と味噌汁があれば満足なので、切り干し大根の豚汁の出番は増えそうである。