以前にも書いた、韓流ドラマの『なにもしたくない』。
亡き母の言葉として、主人公の口から語られたセリフ。
「人生はバス旅行みたいなものだと。自分のバスに両親や友達顔見知りが載ってるけど、いつかは皆降りると。」
物心ついた時には、既に自分のバスに乗っていた人達。両親や親戚、またはそれに変わる人達だったり、人それぞれに違う。
そこから、どんどん人は乗ってくる。選べなくて、むしろ勝手に…だ(笑)
バス停も人それぞれ止まるところは違うし、大人になっても乗車拒否もするようになるだろう。
乗ってる人を自分が降ろしたり、乗ってて欲しいのに降りられてしまったりもする。
喜び、怒り、悲しみながら、運転手である自分はバスを動かし続ける。
ある日突然終点にいて、気づいたら誰も乗ってなかった、なんてことがあるのも人生。
終点を教えられ、自分でも終点が見えてきて、名残惜しいけれど乗客にお別れをし、そっと車庫に戻ることもある。
自分は優しい運転をしているだろうか。
乗車してくれている人と、窓からの景色を楽しんでいるだろうか。
滑らかな道、凸凹道、運転技術は向上してきただろうか。下手なりにでも、丁寧に運転ができていればいいけれど。
自由〜。